11日、北京晨報は記事「大気汚染対策の“ミスト砲車両”が北京市に出没、日に2回以上の出撃」を掲載した。深刻な大気汚染に苦しむ北京市では、次々とPM2.5対策の“秘密兵器”が登場している。

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2016年11月11日、北京晨報は記事「大気汚染対策の“ミスト砲車両”が北京市に出没、日に2回以上の出撃」を掲載した。

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深刻な大気汚染に苦しむ北京市では、次々とPM2.5対策の“秘密兵器”が登場している。大使館区や北京五輪スタジアム近隣などに登場したのが「ミスト砲車両」。最大で高さ60メートル、長さ120メートルにわたるミストを噴出し、空気中の微細な浮遊物を地面に落とすという代物だ。通常時は1日2回出動するが、大気汚染が深刻になると回数を増やすという。

新たに特許を獲得したのが「道路ほこり抑制剤」。道路に特殊な薬剤を撒くことによって、水の層が作られ、ほこりが巻き上がらないようになるという。北京市朝陽区の一部で導入されており、通常時は7日に1回、汚染が深刻な場合は3日に1回のペースで散布される。

一方で専門家から“効果不明”と酷評されている秘密兵器もある。北京市の798芸術区に登場した「無汚染の洞」だ。巨大な塔の形をした空として気清浄機で、1時間あたり3万立方メートルもの空気から汚染物質を除去する能力があるというが、野外にある以上いくら稼働させても焼け石に水。実効性には疑問符がつくが、環境の重要性を訴えるアートという役割を果たしている。(翻訳・編集/増田聡太郎)