12日、中国四川省成都市からチベット自治区のラサへと至る「川蔵公路」に、世界一標高が高いトンネルが完成した。写真は川蔵公路。

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2016年11月12日、参考消息網によると、インド紙ニュー・インディアン・エクスプレスは、中国四川省成都市からチベット自治区のラサへと至る「川蔵公路」に、世界一標高が高いトンネルが完成したと報じた。

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完成したトンネルは全長7キロ。上下とも1車線ずつ確保され、四川省からチベットへの所要時間が2時間短縮されることになる。正式に通行できるようになるのは17年からだという。

この建設プロジェクトは、12年からスタートし、約1億7000万ドル(約181億円)が投じられた。トンネルは10分程度で通過でき、1日あたり4000〜5000台の通行が見込まれている。

国営新華社通信によると、トンネルは標高6168メートルにあり、これまで落石や雪崩の危険がある上、気温が極度に低く、酸素濃度も低いという危険性の高い場所だったが、トンネルの完成で安全に通行できるようになったという。

川蔵公路は1951年に整備されたチベットへ至る最初の幹線道路。現在は青蔵公路も加わり、2つの幹線道路が存在している。(翻訳・編集/岡田)