12日、中国に4回目の独身ブームが到来している。11月11日は「独身の日」とされ、さまざまなイベントが行われている。とりわけ増えているのが、自ら独身生活を送る女性だ。資料写真。

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2016年11月12日、中国中央テレビのニュースサイトは、中国に4回目の独身ブームが到来していると伝えた。

中国では独身者を「光棍」(何もない棒きれ)と呼び、棒きれが並んだように見える「11月11日」を「光棍節」(独身の日)として、さまざまなイベントが行われている。

その中国に「4回目の独身ブーム」が到来している。1回目は1950年代、2回目は70年代末、3回目は90年代だ。これまでは、婚姻法の制定や家庭のあり方が変わるなどの要因で独身者が増えた時期があった。だが現在の4回目のブームは「自ら進んで独身生活を続けている」ことが特徴だという。

とりわけ増えているのが、独身女性だ。2010年の国勢調査では、30歳以上で未婚の女性は2.47%と、10年前に比べて2倍近くに増加している。「自分の意思で独身生活を続けている女性」が目立って増えている。専門家は、女性が経済的にも精神的にも自立していることを望むことが背景にあると指摘している。

増加する独身者は、経済的にも影響が大きな存在となりつつある。高価なブランド品や外食などの消費を支える存在となり、独身者向けの付加価値の高いマンションや、独身向けの有料コミュニティーも人気となっている。一方で、独身者が増加することで出生率が下がり、少子高齢化の問題や、将来的な労働力不足などが懸念されるようになってもいる。(翻訳・編集/岡田)