12日、台湾・聯合報はこのほど、台北市が飲酒運転による事故を抑止するため新たな罰則を科すことになったと報じた。写真は台北市。

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2016年11月12日、中国・澎湃新聞によると、台湾・聯合報はこのほど、台北市が飲酒運転による事故を抑止するため新たな罰則を科すことになったと報じた。

台北当局の統計によると、10年間の飲酒運転の累犯件数は2万3751件だ。摘発件数全体の16%が違反行為を繰り返す累犯者で、5回以上摘発される人も少なくない。そうした中、何志偉(ホー・ジーウェイ)市議会議員は、累犯者に社会奉仕活動として、斎場で遺体洗いに関わる労働に従事させることを提案した。

検察当局とはすでに意見交換しており、早ければ12月から斎場での奉仕活動を行わせることになるという。遺体に直接触ることはないが、遺体のすぐ側で床の掃除や片付けなどをすることになる。台湾の飲酒運転予防協会の責任者は「飲酒運転しても無事に帰宅できると思い込んでいる人は少なくない」とし、遺体の身近で奉仕することで命の大切さを知ってもらいたいとしている。

また台湾交通部公路総局では、事故で植物状態になってしまった人の姿を見せることで、違反を繰り返す人たちに事故への注意を促す活動を実施することも決まっているという。(翻訳・編集/岡田)