13日、ロシア通信社スプートニクはこのほど、「中国はアジアでいかに外交的な勝利を獲得するか」と題する記事を掲載した。

写真拡大

2016年11月13日、ロシア通信社スプートニクはこのほど、「中国はアジアでいかに外交的な勝利を獲得するか」と題する記事を掲載した。参考消息網が伝えた。

フィリピンのドゥテルテ大統領に続き、マレーシアのナジブ首相がこのほど中国を公式訪問した。「アジアの国々が米国を見限って中国についた」と見る人もいれば、「小さな国々がリスク軽減のため新たなパワーバランスを生み出そうとしている」と見る人もいる。

南シナ海における中国の主権を否定した国際仲裁裁判所の判決から数カ月。今回の変化を「北京とワシントンの勝ち負け」で判断すべきではなく、アジアの新たなパワーバランスの誕生と見るべきだとする専門家もいる。

フィリピンは中国に近づき、すでに新たな成果を得始めている。中国は南シナ海で主権を争うスカボロー礁(中国名・黄岩島)でフィリピン漁民が操業することを認めるだろう。フィリピンは中国、米国など欧米諸国の双方と同じようなバランスで付き合うと予測する人もいる。

タイも米国から離れ、中国に近付いている。南シナ海問題で対立しておらず、中国からの投資は不可欠だからだ。また、アジアを「米中だけの関係でみるべきではない」とする意見もある。インド、ベトナム、インドネシアの動きも無視できないからだ。(翻訳・編集/大宮)