年内最終戦は「縁起がいい」と話すFW岡崎慎司

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 年内ラストゲームで区切りの50ゴールを誓った。日本代表FW岡崎慎司(レスター・シティ)は6月3日のキリン杯準決勝ブルガリア戦(7-2)で史上3人目の国際Aマッチ通算50ゴールに王手をかけてから、6試合連続で足踏みが続いている(うち2試合は出場なし)。「50点目が取れようと取れまいと、大事なのはW杯に行くこと」としながらも、「今やらないといけないのはゴール。それが50点になるなら素晴らしいこと」と、15日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(埼玉)でチームを勝利に導くゴールを誓った。

 予感はある。「最終戦はいつも縁起がいい。年の最初と最後はいつも点を取っているイメージがある」。通算49ゴールの岡崎だが、08年9月の初招集以降、1年間の最初と最後の試合で計11ゴールを記録。特に年内最終戦は昨年11月17日のカンボジア戦(2-0)こそ無得点だったが、14年11月18日のオーストラリア戦(2-1)、13年11月19日のベルギー戦(3-2)、12年11月14日のオマーン戦(2-1)と3年連続で得点。09年11月18日の香港戦(4-0)でもゴールを決めている。

「点を取れるときもあるし、取れないときもある。点を取れるに越したことはないけど、そういう時期もある。苦労しているし、試行錯誤しているけど、その試行錯誤に迷いはない。答えが見えたときに点はまた取れ出すと思うし、こういう時期も必要だと思う」

 11日のオマーン戦(4-0)では約1年半ぶりに代表復帰を果たしたFW大迫勇也が2ゴールと結果を残した。最終予選4試合のうち岡崎が先発したのは2試合のみで、9月6日のタイ戦(2-0)はFW浅野拓磨、10月11日のオーストラリア戦(1-1)はFW本田圭佑がセンターフォワードで先発。ポジション争いは熾烈を極めている。

「FWは調子のいい選手が出るべきだと思う。今、良い状態の選手、調子の良い選手が出るし、その選手が点を取り続けていれば、そいつが出るべきだと思う。それは監督が決めること」

 個人の出場よりも、チームの勝利が何よりも優先されることは分かっている。「今年最後の試合で、しかも(最終予選)前半戦の大一番。(初戦黒星で)自分たちでまいた種をちょっとずつ取り返しながら、ここで振り出しに戻せるかどうか。何が何でも勝ちたい」。そう決意を口にしたエースストライカーは「だれでもなく、自分たちがW杯に行きたい。W杯で結果を残したい。ここで勝って、来年にいい勢いで向かいたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)


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