10日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ベトナム政府はこのほど、国内初の原子力発電所建設計画を撤回する方向で協議を開始した。イメージ写真。

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2016年11月10日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ベトナム政府はこのほど、国内初の原子力発電所建設計画を撤回する方向で協議を開始した。環球時報(電子版)が伝えた。

ベトナム政府は原発以外の発電コストの低下、経済の伸び悩み、国内電力需要の縮小などを受け、原発建設計画を撤回する方針だ。ベトナム電力の総裁は「原子力発電の競争力は低回している。急いで原発を作る必要はない」と述べた。

ベトナム政府は安定的な電力供給を目指し、南部ニントゥアン県に原子力発電所の建設を計画。10年に日本などが受注すると決まっていた。しかし、11年3月に東日本大震災が発生し、福島第一原子力発電所で事故が発生。原発に対する懸念が広がっていた。当初は14年に着工する予定だったが、計画は19年までずれ込んでいた。(翻訳・編集/大宮)