初優勝目指すヤングなでしこが6発大勝発進! 籾木&上野の2トップが全ゴールに絡む大暴れ!《U-20女子W杯》

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▽U-20日本女子代表は13日、パプアニューギニアで開催中のFIFA・U-20女子ワールドカップ(W杯)のグループB初戦でU-20ナイジェリア女子代表と対戦し、6-0で圧勝した。

▽2014年にU-17女子W杯を初制覇した黄金世代が、初優勝を目指す今大会。フル代表と兼任の高倉麻子監督が率いるヤングなでしこは、スペイン、ナイジェリア、カナダと同居するグループBに所属する。前回大会で準優勝のナイジェリアとの初戦に向けては、U-17女子W杯で主力を担ったMF杉田妃和、MF長谷川唯の2選手を含む、U-17女子W杯組4人が先発入りした。

▽この試合、FW籾木結花とFW上野真実を最前線に並べた[4-4-2]の布陣でスタートした日本は、開始30秒過ぎにボックス右に抜け出したMF三浦成美の折り返しを上野がシュート。この決定的なシュートはGKに弾かれてクロスバーを叩いたものの、出足鋭い日本がペースを握る。

▽その後も杉田と長谷川を起点に、籾木や三浦が積極的に攻撃に絡んで再三の決定機を作る日本だが、籾木の直接FKや杉田、MF隅田凜らのミドルシュートは先制点に繋がらない。

▽押し込みながらなかなかゴールをこじ開けられない日本だったが、30分過ぎに続けてゴールを奪う。34分、左サイドに抜け出した長谷川がGKと最終ラインの間に絶妙なクロスを入れると、これをファーサイドに走り込んだ153cmの籾木がダイビングヘッドで合わせた。

▽なでしこリーグ王者、日テレ・ベレーザコンビのホットラインで先制に成功した日本は、37分にも籾木の股抜きパスに反応したキャプテンのDF乗松瑠華がボックス右ライン際で丁寧に折り返すと、これをゴール前の上野が冷静に流し込み、終始相手を圧倒した前半を2点リードで終えた。

▽迎えた後半も主導権を握る日本は、前半から躍動していた背番号10が魅せる。51分、ボックス手前中央で得たFKの場面で籾木が左足を振り抜くと、壁を越えたボールがGKの手を弾いてゴールネットを揺らす。さらに56分にはボックス右で籾木が上げたクロスをゴール前で長谷川が競ると、これが相手DFのオウンゴールを誘い、リードを4点に広げた。

▽後半立ち上がりの追加点で試合を決めた日本だが、大量リードにも攻撃の手を緩めない。ここで魅せたのは、籾木の相棒の上野だった。62分、中央で杉田の絶妙なスルーパスに抜け出した上野が飛び出したGKを嘲笑うかのようなチップキックでこの試合2点目。さらに82分にはボックス手前から豪快なミドルシュートを突き刺し、ハットトリックを達成した。

▽余裕の展開を受けて高倉監督は、今後の試合に向けてMF林穂之香、MF塩越柚歩、FW河野朱里と積極的に交代カードを切っていく。そして、最後まで主導権を握り続けた日本が、2大会ぶりとなったU-20W杯初戦を6発快勝で飾った。なお、グループ首位の日本は、16日に行われる第2節で、初戦でカナダに5-0の大勝を収めた2位スペインと対戦する。

U-20日本女子代表 6-0 U-20ナイジェリア女子代表

【日本】

籾木結花(前34、後6)

上野真実(前37、後17、後37)

OG(後11)

【日本メンバー】

GK:平尾知佳

DF:守屋都弥(→72分 塩越柚歩)、乗松瑠華、市瀬菜々、北川ひかる

MF:三浦成美(→61分 林穂之香)、杉田妃和、隅田凜、長谷川唯

FW:籾木結花、上野真実(→83分 河野朱里)