意外すぎる新規参入!不動産会社「東建コーポレーション」が写メアプリを作った理由に納得

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写真加工アプリ全盛の昨今。

あまたのアプリがひしめく中、10月18日に新たなiPhone用写メアプリ「ピカ写メPhoto」が登場した。

リリースしたのは、なんと建築不動産業の東建コーポレーション(本社・名古屋市)だ。

なぜ専門外の分野でアプリをリリースしたのか。同社Web制作部に狙いを聞いた。

ピカ写メPhotoのトップ画面のキャプチャ

自社サイトへの投稿を促進

鍵は、同社が運営する有名な地域情報の投稿サイト「施設検索・ホームメイトリサーチ」

物件探しの際に周辺の環境を詳しく知ってもらうため、住民による「口コミ」を写真や動画付きで掲載する。

役所や学校など公共施設だけでなく、企業や医療機関、飲食店など幅広く紹介している。

11月9日現在で183万5千件超の掲載数を誇り、同社も「手前味噌だが、写真の掲載点数には自負するところがある」と自信を見せる。

施設検索・ホームメイトリサーチのトップ画面

写メアプリは、同サイトに投稿する写真の質を高めるのが狙いだ。

実は以前からある投稿用アプリの「ピカ写メ」だけでも写真を撮影できるが、格段に機能を強化した。

「賃貸物件を探す際に利用者はその地域の情報にも感心があり、周辺の施設も詳しく知りたいはずと考えております。

今後、より良質の写真を増やしたい!という思いから、写真編集の機能に特化したアプリの開発を企画しました」

普段の写真アプリとして使ってほしい

「ピカ写メPhoto」は、撮影状況や被写体に応じて40種類以上のフィルターや14種類のフレームを選んで使える。

それらの機能の効果をサンプル付きで詳しく解説し、使いやすさにこだわった。

また、アプリ自体にはあえて投稿機能を付けず、写真アプリとして簡単に起動できるようにした。(サイトへの投稿は「ピカ写メ」との連動が必要)

「普段の施設ではない人物や風景写真の編集や、多くのユーザーに分かりやすく使って頂きたいという思いを形にしました」

ピカ写メPhotoの効果画面

社内の評判は上々

リリースから1カ月足らず、ひとまず社内の評判は上々という。

編集機能が充実しており、使い方も難しくないため、使いやすいという声を耳にしています。

「フィルター」や「効果」の説明も、他社にはなかなか無いからか好評を得ています。

現在、さらなる機能の追加も検討しているという。

ピカ写メPhotoの説明画面

東建コーポレーションは、同社のチラシやパンフレットにかざすと解説動画を再生するAR(拡張現実)アプリや、グループ会社のゴルフ場で使えるゴルフ支援アプリ「ドラピン」などもリリースしている。

はたして、ちょっと意外な建設会社による写メアプリは吉と出るのか。試みは始まったばかりだ。