カオサンロードなぜできた?

写真拡大

カオサンロードといえば、タイのバンコクにある、バックパッカーが集まる場所として知られています。タイへ行ったことがないという人であっても、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

カオサンロードのはじまりは?

カオサンロードといえば、安宿や飲食店が立ち並ぶにぎやかな場所として知られています。いまやタイ人の若者にとってもトレンディなスポットとなっています。ですが、「カオサン」の由来は、タイ語で白米を意味しており、もともとは、このあたりに米問屋が多かったことによります。安宿はまったく関係なかったのです。そんな安宿が世界でも随一の安宿街となったのにはどういった経緯があるのでしょうか?

観光地のせい?

カオサンロードのそばにはタイの王宮があります。王宮の前には、王宮前広場という巨大な緑地が広がっています。ごみごみとしたバンコクの中では整然と整った場所であるといえるでしょう。さらに王宮のすぐそばには、ワットポーと呼ばれる有名なお寺があります。ここには寝釈迦像があり、タイのガイドブックなどでは必ずといっていいほど出てくるものでしょう。これらの場所は昔から有名であったため、バンコクを訪れる人は、まず観光に来るスポットです。

交通網がない?

現在のバンコク市内は、地下鉄や、BTSと呼ばれる高架鉄道が通っており便利になってきていますが、かつては交通手段は道路を使うか、運河をボートに乗って移動するしかありませんでした。道路ではトゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーや公共バスを用いて、観光客がワットポーや王宮見学へやってきたのです。当時のバンコクは世界でも随一の大渋滞の街として知られており、1時間2時間バスがまったく動かないということもザラでした。

観光客を泊めた?

そんな時代に、ワットポーや王宮見学の観光客を相手とした安宿や食堂がカオサンロードのあたりにぽつぽつとできはじめて、それが広がってゆき現在の姿となりました。需要に応じて誕生したのがカオサンロードであるといえるでしょう。