舞台挨拶に立った小松菜奈&菅田将暉

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 女優の小松菜奈と俳優の菅田将暉が11月12日、主演映画「溺れるナイフ」の大ヒット記念舞台挨拶を東京・TOHOシネマズ渋谷で行った。

 2004年から10年間、「別冊フレンド」で連載された人気少女コミックの映画化で、10代の衝動的な恋を描くラブストーリー。全国154スクリーンという中規模公開ながら、1週間で観客動員17万人、興行収入2億1000万円を突破する高稼働を見せている。

 小松は、「身を削る思いをして、皆で作り上げた作品。頑張ってきて良かったとあらためて思う」と感激の面持ち。菅田は、ファンの感想を聞きに自ら客席に足を運び「映画として少しずつ大きくなっている事実がうれしい。少しだけれど生の声を聞けて、心が穏やかになった」と安どの笑みを浮かべた。

 映画を見たファンの間では、小松が飲んだジュースがこぼれた口元を菅田がなめる“顔ペロ”からのキスシーンが「超絶ヤバイ」と話題となっており、菅田は「原作通りで、(山戸結希)監督も好きなシーンなので忠実にやっただけだけれど、超で絶なら良かった」と満足げ。そして、「でも、やられたい放題で、よく文句言わなかったよね」と水を向けられた小松も、「監督独特の表現の仕方なので、受け止めるしかなかった」と女優魂をのぞかせた。

 その上で、小松は同作について「10代最後の輝き」とし、「(撮影時の)10代にしかないエネルギー、感情、パワーがみなぎっていて、その姿を撮影してもらえた。自分の中で一生の宝物」としみじみ。一方の菅田は「瘡蓋(かさぶた)」としたため、「1年前に受けた傷がようやく瘡蓋にくらい。ちょっとポロってやったら血が出ちゃう、ひりひりした感じ」と独特の表現で思い入れを語った。

 2人は今年5月に公開されたバイオレンス映画「ディストラクション・ベイビーズ」に続く共演。ファンから「次に共演するとしたら、どういう作品をやりたいか?」という質問が出ると、菅田が「バイオレンス、ラブストーリーときたから、次はハッピーなものをやりたいね」と提案。だが小松は、「恥ずかしくて無理。結局、暗い話の方が手加減なしでできるからやりやすい。そっちの方が燃える」とあっさり拒否。菅田は、「じゃあ、舞台は?」と食い下がったが、「イヤだ」と言下に否定され、苦笑することしきりだった。