西拉雅風景区提供

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(台北 12日 中央社)日本統治時代に建設され、周囲を穀倉地帯へと変えた烏山頭ダム(台南市)と、同ダムの設計などに携わり、没後70年以上が経った今も現地で慕われ続けている八田與一技師。この「日台の絆」を日本人観光客の増加につなげようと、11日から3日間、市内でボランティアガイドの養成講座が開かれている。

台南市台日友好交流協会などが開催するこの講座は、烏山頭ダム風景区で実施。観光客誘致のアプローチなどについて話し合う12日の国際シンポジウムには、八田氏の孫、修一氏も招かれ、祖父の人生哲学や台南の歴史遺産を語った。

最終日の13日には、ガイドの実地研修や烏山頭ダムの放水施設について学ぶワークショップが行われる予定。

八田氏の名は台湾で広く知られており、国民党の馬英九前総統も任期中その功績をたたえている。2011年には記念公園もオープンした。日本では2008年に氏を描いたアニメ映画「パッテンライ!!〜南の島の水ものがたり〜」が上映されている。

さらに、昨年日本でも公開された台湾映画「KANO1931海の向こうの甲子園」では、俳優の大沢たかおが八田氏を熱演するなど、日本でも知名度が高まりつつある。

(編集:杉野浩司)