『溺れるナイフ』の舞台挨拶に登壇した小松菜奈と菅田将暉

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ジョージ朝倉の同名コミックを映画化した『溺れるナイフ』(公開中)の大ヒット舞台挨拶イベントが、11月12日にTOHOシネマズ渋谷で開催され、小松菜奈、菅田将暉が登壇。小松の頬を菅田がなめるシーンについて菅田は「原作どおりでなるべく忠実にやりました。ペロって感じでもなくベロ〜でした。巻き舌で」と言って笑いを取った。

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菅田の顔にツバを吐くシーンもあった小松は「私たちは現場で『じゃあ、顔にツバを吐いてください』と監督に言われたらやるしかなくて」と言うと、菅田も「やられたい放題だったね」とうなずく。小松は「何でも来るし、受け止めてやるしかないという状況だし、そういう気持ちでした」と激白。

2人にとっての『溺れるナイフ』とは?と質問されると、小松は「10代最後の輝き」と書いたボードを披露した。「山戸監督の劇場デビュー作ということで、私も頑張らなきゃなという気持ちと、10代にしかないエネルギーや感情、パワー、気持ちがみなぎっていて、その姿を最後の19歳で撮影してもらえ、映画にしてもらえたことが自分のなかで一生の宝物です。全部が輝いていました」と力強く述べた。

菅田は「瘡蓋(かさぶた)」と書いたボードを見せた。「いま、1年経て、ようやく瘡蓋くらいになりました。瘡蓋になるのは深い傷ではなく擦り傷なんだって。身も心もけっこう擦り傷だらけで、いい意味で血だらけでした。映画を観てもらえないかもしれないというヒリヒリ感がありました」と述懐。

映画が大ヒットしたことについて小松は「身を削る思いをして頑張って作り上げた作品が世の中に出て、たくさんの人に足を運んでもらえ、言葉にできない感謝の気持ちがあります。私にとっても夏芽にとっても時別な作品となりました」と感謝した。

『溺れるナイフ』は、危うい10代の恋と衝動を描くエッジのきいた青春ラブストーリー。田舎町へ引っ越してきた人気モデル・望月夏芽(小松菜奈)が、容姿端麗な青年・長谷川航一朗=コウ(菅田将暉)と出会い、強烈に惹かれ合う。『5つ数えれば君の夢』(14)や、乃木坂46のPVを担当した新鋭監督・山戸結希がメガホンをとった。【取材・文/山崎伸子】