ノーベル文学賞と日本人候補者

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2016年度のノーベル文学賞は、アメリカのミュージシャンであるボブ・ディランに決定しました。これまで、なんども受賞間近といわれてきた村上春樹は本年度も受賞ならずということになりました。

日本人は2名

これまで、日本人のノーベル文学賞受賞者は2名います。1968年の川端康成と、1994年の大江健三郎の2名です。ですが両者以外にも、多くの日本人作家がノーベル文学賞の候補者となっていたことがわかっています。ニーベル賞の審査過程というのは50年間は公開されませんが、一定の時期を経たならば情報請求により公開されます。そこで候補者の名前が明らかになっているのです。

最初は誰?

最初のノーベル文学賞の日本人候補者は、大正時代から昭和にかけて活躍したキリスト教の社会運動家であり作家であった賀川豊彦です。1947年と48年の2回候補にあがっていたことがわかっています。ノーベル文学賞は賀川のような社会性のある作家に与えられる傾向がある賞のため、候補となったのでしょう。

ほかの候補者は

さらに1958年には賀川とともに、谷崎潤一郎と西脇順三郎も候補に上がっていたことがわかっています。その他にも三島由紀夫、井上靖、安部公房などがノーベル文学賞の候補者にあがっています。