オマーン戦翌日の練習でボールの感触をしっかりと確かめた森重。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 オマーン戦翌日から練習ボールが変わったことについて訊かれた森重は、少しはにかんだ表情で答えていた。

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「(ボールの状態は)今日しっかり確認できたので、イエローカードをもらわないようにしたいです(苦笑)」
 
 9月のタイ戦では試合中にボールの空気圧チェックを主審に要求しただけでイエローカードをもらった。このせいで、森重はあと1枚イエローカードをもらうと出場停止になってしまう。同じレギュラーCBの吉田もいわゆる“リーチ”の状況を、森重は次のように受け止めている。
 
「イエローカードは仕方ない部分もあるし、11人だけで戦うのはどの大会でも難しいのでやっぱりチームとして準備しないといけない。やっぱりサブ組もそういうアクシデントがあった場合に対応できるようにチャンスを窺わないといけない」
 
 求めているのは、オマーン戦で代表初先発を果たした丸山のような突き上げなのだろうか。
 
「自分も昔は試合に出ている人に勝つんだという想いでやってきた。今はもしかすると追われる立場なのかもしれないですけど、自分が試合に出続けたい気持ちはずっと持っています。今の自分には満足していません」
 
 今年3月からのワールドカップ予選だけで判断すれば、森重は現代表で出場時間がトップ。本人にはもちろん、主力としての自覚が十分にある。
 
「今の立場は望んできたものだし、そのなかにいつづけたい。だから、現状に満足してはいけないと思います。常に危機感を持ってやりたいですね。個人的に伸ばしたい部分もあるし、そういうのを考えながら代表練習でやっていかないといいけない」
 
 だからこそ、これから続くワールドカップのアジア最終予選ではタイ戦のような不思議なイエローカードを避けたい。そんなニュアンスの質問を記者がぶつけると、森重は笑みを浮かべながらこう答えてくれた。
 
「今日、しっかりチェックできたので大丈夫です(笑)」