子どもの健全な成長を願う親の気持ちに国境はない。従って、子どもたちにどのような教育を行うかというテーマは中国人にとっても大きな関心事となるわけだが、中国メディアの東方頭条は10日、日本の小学校教育を絶賛する記事を掲載している。(イメージ写真提供:123RF)

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 子どもの健全な成長を願う親の気持ちに国境はない。従って、子どもたちにどのような教育を行うかというテーマは中国人にとっても大きな関心事となるわけだが、中国メディアの東方頭条は10日、日本の小学校教育を絶賛する記事を掲載している。

 記事はまず、日本の小学校における集団登校を取り上げ、「高学年の子どもが自宅付近に住む低学年の子どもを迎えに行き、一緒に登校する」と説明。高学年の子どもは早く起き、朝ごはんを早くにすませ、時間どおりに低学年の子どもを迎えに行くことになるため、子どもの心には達成感と責任感が生じると説明。日本の集団登校も一種の教育であると指摘し、その合理性を絶賛した。

 また、日本ではバスや地下鉄で登下校する小学生がいても、大人たちは「席を譲らない」と紹介。むしろ小学生がお年寄りや妊婦に席を譲るべきであるという教育がなされていることを紹介し、自立心を養う教育の日本に対し、中国では「子どもには何でもしてあげて当然」と考えられていることを指摘した。

 そのほか記事は、小学校の運動会に言及し、「運動会の大半はチーム種目であり、個人競技が強調されることは少ない」と紹介。これは運動会において協調性と団結力を身に着けさせる教育であることを指摘し、こうした教育が日本人の集団主義や団結力の強さにつながっているとの見方を示した。

 幼少のころに育まれた優れた特質は、子どもたちが社会人となってからもその考え方や行動に大きな影響を及ぼす。それだけに、記事は中国の保護者たちは「日本の教育方法に見られる合理的な考え方」に学ぶべきとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)