11日、参考消息網は英BBCがインターネット上に掲載した「中国がラグビー大国を目指している」とする記事を紹介した。資料写真。

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2016年11月11日、参考消息網は英BBCがインターネット上に掲載した「中国がラグビー大国を目指している」とする記事を紹介した。同記事は「中国がアジアの強国・日本の地位を狙っている」とも指摘している。

中国がスポーツ産業の発展に力を注ぐ中、国際統括団体ワールドラグビー(WR。本部:アイルランド)も新興市場で競技の普及を図っている。同団体はブラジル、インド、ロシアなど多くの国々で発展を模索したが、最大の成果を上げたのが1億ドル(約106億円)の投資を取り付けた中国。これにはプロリーグ設立や大学での専門コース設置、一般市民向けの普及活動が含まれており、WRのゴスパーCEOは「世界にラグビーを広める上で中国は核心的存在」との考えを示した。

ラグビーはアジアで巨大な潜在力を秘めたスポーツとされている。特に15年のワールドカップで日本が強さを見せつけた後は関心度が増した。そして19年のワールドカップ開催国はアジアの強国・日本。中国は将来、ライバルとして日本の地位を目指すことだろう。

中国では過去1年でラグビー人口が40%増え、7万6000人に達した。ネット通販大手・阿里巴巴(アリババ)グループの「阿里体育」は先日、今後10年間でラグビーの普及に1億ドル投じるとの計画を発表。北京に本部を置くプロモーション会社の関係者は「バスケットボールや卓球、バドミントンが大衆スポーツであるのに対し、ラグビーは中国では“小衆”スポーツ」と語るが、「今後発展するチャンスはある」とも分析する。2020年までに育成される指導員は3万人、レフリーは1万5000人とみられており、阿里体育の張大鐘(ジャン・ダージョン)首席執行官は「5年以内に競技者を新たに100万人増やす」と意気込みを口にしている。(翻訳・編集/野谷)