日本を訪れる中国人観光客の多くが、日本の街の清潔さを口にする。中国メディア・今日頭条が10日に掲載した記事では、早朝の街並みから日本の美しさを感じ取った中国人観光客の話が紹介されている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人観光客の多くが、日本の街の清潔さを口にする。中国メディア・今日頭条が10日に掲載した記事では、早朝の街並みから日本の美しさを感じ取った中国人観光客の話が紹介されている。

 記事は、数年前に山梨県や大阪府を訪れた際に撮影したという写真を数多く掲載。いずれも早朝に宿泊地付近の住宅地の様子を撮影したとのことだ。実質4日間のツアー旅行で「本当に日本の市民の生活を見たいと思ってもほとんど見られず、毎日早朝に起きてホテル付近を気ままに歩くことでその暮らしを断片的に見ることしかできなかった」と説明している。

 写真に映っているのは、青い空に角度の低い朝日が差し込んだ、一軒家の数々。早朝ゆえに人影はほとんど見られず、空気の清々しさが感じ取れるものばかりだ。記事は「日本の家々はいずれも古びた感じがするが、きれいに片づけられている。装飾もまるで庭園のようであり、そこから生活の精緻さや品位が透けて見える。われわれが学ぶ値する部分だと感じた」と評した。

 また、中国の街頭では早朝から清掃員がほうきで地面を掃く姿をしばしば見かけるが、日本の早朝には「人が少ないうえ、清掃員も見られない」とした。また、道路の状況は決して良好とは言えないが、「ほとんど死角がないほど清潔である」と説明した。

 この写真を撮影した中国人観光客はもともと、「国外旅行で最も興味のないのは日本」という考えの持ち主だったという。民族的な感情から来るものだというが、日本から帰って来る友人という友人が日本を賞賛することから、「一体どうなのか見てみたい」と思うようになり、「複雑な心持ちの中、日本に向かった」そうだ。印象だけで物を語らず、実際の様子を見に行って判断しようという精神は、日本人中国人を問わず、まさに見習うべきことだろう。

 旅行で昼間や夜の賑わいは多くの人が目にするが、早朝の静かな街並みを見ることはそう多くはない。しかし、街には人びとの生活が始まる前の早朝にしか見られない姿も持っている。ちょっと早起きをしてホテルの周辺を散歩してみると、面白い発見があるものなのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)