■躍動感と塊感は、たし算ではなくかけ算

新型インプレッサは、次世代プラットフォーム「SGP」を最初に採用するだけでなく、スバルの次世代デザインの先駆けでもあります。スバル次世代デザインのテーマは「ダイナミック×ソリッド」で、躍動感と塊感を融合したスタイルを目指しています。

ポイントは、躍動感と塊感の関係が「足し算」ではなく「掛け算」ということ。つまり全てのスバル車が同じ割合ではなく、車格やキャラクターに応じて割合を変化させていくというのです。

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新型インプレッサのデザイン開発は、ダイナミックが7でソリッドが3の割合で造形。躍動感を強調して、若年層マーケットへアピールする狙いがあります。

ちなみに他の車種はどうかというと「SUVのフォレスターなら3:7、フラッグシップのレガシィなら5:5という割合になるかもしれません」とは、石井デザイン部長兼商品開発企画部長のコメント。

■若々しい「スポーツ」と伸びやかな「G4」

あらためて、新型インプレッサのデザインを見てみましょう。フロントマスクは中央にフロントグリルを置いて、両サイドにコの字型のポジションライトを配置する最近のスバルトレンド。

またヘッドライト前のうねるような段違いの面構成と力強いフロントフェンダーを加えて、新たな個性を主張。更にショルダーライン下を凹面に切り取ることで、サイド面に躍動感と塊感を与えています。

なおハッチバックの「スポーツ」とセダンの「G4」は、フロントセッションからリアドアまでが共通ですが、リアセッションのシルエットと造形で「スポーツ」では若々しさを、また「G4」では伸びやかさを表現しています。

新型インプレッサでは、デザイン陣が狙ったダイナミック7とソリッド3のかけ算が、異なるボディタイプでもしっかり具現化されているのです。

(星崎 俊浩)

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■第543弾 新型インプレッサのすべて (電子本はこちら

新型インプレッサのデザインは、躍動感と塊感のかけ算でできている!(http://clicccar.com/2016/11/11/415928/)