イタリアの名所が続々と登場 (C)2015 ARCHIMEDE S.R.L. - LE PACTE SAS

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 17世紀にイタリアで書かれた民話集「ペンタメローネ 五日物語」を、鬼才マッテオ・ガローネ監督が映画化した「五日物語 3つの王国と3人の女」に登場する建造物の写真が、一挙公開された。世界遺産でもある8角形の古城カステル・デル・モンテ(デルモンテ城)ほか、イタリアに現存する歴史的建造物で撮影が行われ、世界観の構築に一役買っている。

 “女のさが”をテーマに、不妊に悩むロングトレリス国の女王(サルマ・ハエック)、若さと美貌を渇望するストロングクリフ国の老女(ハーレイ・カーマイケル)、オーガ(鬼)と結婚させられたハイヒルズ国の王女(ベベ・ケイブ)の3人に待つ数奇な運命を描き出す。「ゴモラ」「リアリティー」で、カンヌ国際映画祭グランプリを2度受賞したガローネ監督が美的センスをいかんなく発揮し、絢爛(けんらん)豪華なビジュアルの中にグロテスクな苦味が立ち上る“大人のダークファンタジー”を作り上げた。

 タイトルにもある通り“3つの王国”を描くため、アンドリアのデルモンテ城と英国式庭園が印象的なシチリアのドンナフガータ城、切り立った崖の上に建てられたアブルッツォ州のロッカスカレーニャ城といった特徴の異なる3つの名城で撮影を敢行。神秘的なシチリアのアルカンタラ渓谷やソバーナの洞窟、苔むしたサッセートの森といったイタリアに残る大自然、“天空の町”として耳目を集めるチビタ・ディ・バーニョレージョも登場し、中世イタリアを完全に再現している。

 「五日物語 3つの王国と3人の女」は、11月25日から全国公開。