<三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目◇11日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>
 国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」2日目、7アンダー・単独首位からスタートした松山英樹は7バーディ・1ボギー“66”でラウンドし、トータル13アンダーで首位をキープ。今季日本ツアー2戦2勝へ向けて、最高の形で決勝ラウンドに迎えることとなったが、この日の後半には事件もあった。
初日から大ギャラリーを沸かせるプレーを見せた松山英樹
 OUTスタートの松山は前半9ホールを3バーディ・1ボギーとし、トータル9アンダーに伸ばしたものの、後続の朴相賢、宋永漢(ともに韓国)らが浮上したことで一時はトーナメントリーダーから転落。そして、スコアを伸ばせないまま迎えた13番203ヤード・パー3。7番アイアンで打ったティショットがバンカーに吸い込まれたことで悔しさをあらわにした松山。直後、打ったクラブに体重をかけて寄りかかると、スチールシャフトが変形し、ボキリと“くの字”に…。残り5ホールを13本で戦う状況となった。
 それでも、次ホールの14番から3連続バーディ。初日にイーグルを奪った18番517ヤード・パー5は、2打目を池ポチャをスレスレで回避してヒヤリとする状況だったが、きっちりとバーディを奪って、グリーン周りを囲んだギャラリーの歓声を引き出した。
 “クラブ折り事件”については「悔しくて体重を乗っけたのですが、ちょっと自分の体重が重すぎました。ああいうことがないように、次からはミスショットしても穏やかにいきたいなと思います。(7番アイアンは)17番、18番で使うかな…と思いましたが、たまたま機会がなくてよかった」と反省の弁。ギャラリーを驚かせる場面もあったが、予選ラウンド2日間を“65”“66”と好スコアを重ねて首位をキープしたことについては「“もう少し伸ばせたかな”という感じがありますし、“よく伸ばせたな”という感じもあります」。
 スタート前の降雨の影響でグリーンが初日よりも重かったことで「速さのことを考えることなく打つことができました」とグリーン上のストレスは軽減したようだが、パッティングには万全の手ごたえは得られなかった。「明日また晴れてスピードが出たら、また気にしないといけない。今日はグリーンに慣れたというより、(たまたま)遅くなって合ってきたので」と警戒を緩めることはなかった。
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