(株)有楽町商事(旧:(株)松井酒造店、TSR企業コード:260053139、法人番号:5060001008841、塩谷郡塩谷町大字船生3683、登記上:東京都千代田区有楽町1−7−1、設立昭和28年10月、資本金1000万円、代表清算人:宮原一東弁護士)は10月28日、東京地裁から特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は推定5000万円。

 1865年(慶応元年)に創業した松井九郎治商店が前身。「松の寿」のブランドで、大吟醸から純米酒など幅広い商品を取り扱うことで実績を残しており、酒類小売店および卸問屋へ販路を確保していた。平成8年には事務所兼展示場を設置したほか、18年11月には初めて下野杜氏の認定を受けており、栃木県清酒鑑評会での県知事賞や関東信越国税局酒類鑑評会優秀賞を得るなど銘酒「松の寿」の蔵元として高い知名度を得ていた。
 しかし、日本酒の需要が落ち込む中、近年は厳しい経営状態に陥り不安定な状態が続いていた。近年は日光ご当地限定商品を発売するほか、オリジナル関連グッズを販売することで事業を継続していたが、28年1月22日、新たに(株)松井酒造店(TSR企業コード:016802250、法人番号:9060001027929、塩谷郡塩谷町大字船生3683)を設立し、4月1日付けで同社に事業を譲渡。登記上本社を千代田区に移転するとともに(株)有楽町商事に社名を変更。7月29日、株主総会の決議により解散し今回の措置となった。