ヤングボーイズでプレーする久保裕也【写真:Getty Images】

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スイスで活躍中のフォワード

 11月11日、キリンチャレンジカップのオマーン戦がカシマスタジアムで行われる。15日にはロシアW杯アジア最終予選、サウジアラビア戦を控える日本代表だが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、親善試合となるオマーン戦ではこれまで出場機会の少なかった選手にもチャンスを与えようとしているようだ。今回は、現代表チームのなかで国際Aマッチの出場がなく、11日の試合での代表デビューが期待される4選手をピックアップした。

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久保裕也(くぼ・ゆうや/ヤングボーイズ)

1993年12月24日生まれ(22歳)
身長178cm/体重72kg

 2012年に初招集されたが、当時高校生だった久保裕也はまだ代表戦のピッチには立っていない。スイスのヤングボーイズ移籍後、着々と実力をつけ成長を続けてきたストライカー。

「どういうシステムであれ、攻撃的な選手なので、どこからでも狙えるような貪欲さは見せていきたい」と日本代表デビュー戦で、初ゴールを奪う意思を示した。

 初キャップがオマーン戦、サウジアラビア戦のどちらで刻まれるかはわからない。もしかしたら、今回も出場なしで終わる可能性もある。だが、強い覚悟を持ってプレーする久保を見てみたいのは間違いない。

ガンバ大阪で売出し中のMF

井手口陽介(いでぐち・ようすけ/ガンバ大阪)

1996年8月23日生まれ(20歳)
身長171cm/体重71kg

 A代表初選出となった井手口陽介は、所属するガンバ大阪で印象的な活躍を見せた。リーグ終盤には得点も挙げ、ルヴァンカップではニューヒーロー賞も受賞した。ボール奪取はもちろん、攻撃でも違いを見せられる選手。

 同じタイプと言われる山口蛍も「怪物やなと」とそのポテンシャルを高く評価している。山口だけでなく今回のボランチはみな似たような特徴を持っている。だが井手口は、「似ている選手には絶対に負けたくない。年の差は関係ないと思うので、いつでもポジションを取れるようにどんどんアピールしていきたい」と闘志を燃やした。

 今の序列は一番下なのかもしれないが、将来の日本を背負って立つべき選手の1人である。

鹿島で存在感を発揮しているMF

永木亮太(ながき・りょうた/鹿島アントラーズ)

1988年6月4日生まれ(28歳)
身長173cm/体重72kg

 10月シリーズに続き、今回も日本代表に招集された永木亮太。鹿島アントラーズでは移籍1年目だが存在感を随所に発揮。

 不動のレギュラーとはいかないが、主力の1人として稼働した。推進力のあるプレーは元々の持ち味であったが、鹿島ではゲームの流れを読む力を身につけている。日本代表では長谷部誠がライバルとなりそうだ。

 キャプテンであり大黒柱との競争が待ち受けるが、永木も能力の高さには疑いの余地はない。オマーン戦でデビューし、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督にアピールしたい。そうすれば、今後も代表に定着していけるはずだ。

高いポテンシャルを秘めるセンターバック

植田直通(うえだ・なおみち/鹿島アントラーズ)

1994年10月24日生まれ(22歳)
身長186cm/体重77kg

 長身でありながらスピードも水準以上。右足から繰り出されるフィードの精度も高い。近い将来、日本代表の最終ラインには植田直通が君臨するはずだ。

 昨年のアジアカップで追加招集され、代表初選出となった。その後はメンバーに選ばれることはあっても、まだピッチには立てていない。

 オマーン戦はカシマスタジアムで開催される。鹿島の植田にとっては正真正銘のホームだ。この地で初キャップを飾りたい気持ちは強いはずだ。日本代表の主力になれるそのポテンシャルを、解き放つ日が待ち遠しい。

text by 編集部