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インテル セキュリティ(日本の事業会社はマカフィー)は11月10日、日本国内の経営層や情報システム部門などのビジネスパーソンを対象に実施した「2016年のセキュリティ事件に関する意識調査」の結果を基にした2016年の10大セキュリティ事件を発表した。

今年は、これまでの調査と同様に引き続き振り込め詐欺やフィッシングなど、身近なセキュリティの脅威が上位にランクインしたほか、昨年はTOP 10のランク外(17位)だったランサムウェアに関する被害が新たに9位に入り、人々のランサムウェアへの意識や関心が大きく高まっていることが明らかになった。

また、社会現象にもなったアプリ「ポケモンGO」の人気に便乗した偽アプリの発見が3位に入っており、人々の興味や関心を悪用したサイバー犯罪者の巧妙な手法がクローズアップされた結果となっている。

そして、国際的ハッカー集団「アノニマス」による日本の空港、新聞社、官公庁などを標的とした攻撃や、国内大手旅行会社への標的型攻撃による大量の個人情報流出など、国境のないサイバー空間で日本を標的とした攻撃がさらに厳しくなっている現状を反映した1年となった。

そのほか、注目すべき結果として、今年のランキングで7位にランクインした米Yahoo!社の5億人以上の個人情報の流出、そして8位にランクインした国内大手旅行会社への標的型攻撃による790万人超(報道発表時)の個人情報の流出は、企業を標的としたサイバー攻撃の巧妙化と複雑化を象徴する事件となったことが挙げられている。

(辻)