トナカイが空を飛んでいる様子をイメージした「マロンのパルフェグラッセ」。トナカイはカカオのラングドシャで出来ている/(C)Disney

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クリスマスのスペシャルイベントがスタートした、東京ディズニーリゾート。ディズニーアンバサダーホテルのカリフォルニア料理レストラン「エンパイア・グリル」では、12月25日(日)までの期間、「“クリスマス・ファンタジー”エンパイアディナー」(1万円)を提供している。

【写真を見る】飴細工を外すと、イチゴやスグリが彩りを添えるマロンのパルフェグラッセがお目見え/(C)Disney

前菜からデザートまで、クリスマスらしさ満載の5品がそろう同コース。なかでもひと際目を引くのは、デザートの「マロンのパルフェグラッセ」だ。空飛ぶトナカイをイメージした一品で、ゴールドに輝く飴細工が何ともゴージャス!飴細工は手でそっと持ち上げると、中にマロンの氷菓子が入っている。

スプーンですくって一口食べてみると、マロンの芳醇な甘味にアプリコットとラズベリーの酸味が加わり、絶妙な甘さ加減。ひんやり冷たく、ふわっとした口当たりも心地よい。周囲にはサクッとしたコーヒーのメレンゲが添えられ、食感の変化も楽しめた。

まるでアート作品のような美しさだが、パルフェグラッセを覆うゴールドの飴細工も、もちろん食べられる。スプーンの背で軽く叩いて割り、パルフェグラッセにつけて味わうのもおすすめだ。

今回はデザートの他に、前菜「赤カブのマリネで包んだオマールとクレームスフレ 酸味の効いたりんごとセロリのゼリーと共に」と、メイン「ウズラのロースト 茸のファルス包み エシャロットソース」を試食させていただいた。

前菜はオマール海老を使った3品の盛り合わせ。オマール海老の爪をアメリケーヌ・ソースでシンプルに味わう品から、さまざまな素材やソースとの相性を楽しむものまで、バラエティに富んだ一皿に仕上がっている。

なかでも、オマール海老のムースにセロリとリンゴのジュレを合わせた一品が、記者のお気に入り。オマール海老の旨味とリンゴの酸味、ふんわりとしたムースとパリパリのチップスが複雑に絡み合う、新感覚のおいしさだった。

メインはウズラのローストの中に、エシャロットとエリンギ、ウズラのペーストを詰め合わせた一品。ウズラが持つ濃厚な旨味に、アーモンドとピスタチオのローストが香ばしいアクセントを加える。ぜひ赤ワインと一緒にご賞味あれ!

実際のコースではこれらの料理の他に、「白子のベニエ 根菜のリゾットとトリュフソース」と「スズキのポワレ ヘーゼルナッツ風味の白ワインソース ナスのピュレと共に」が付く。

なお、ディズニーアンバサダーホテルでは12月25日(日)まで、東京ディズニーランドで開催されている「クリスマス・ファンタジー」と連動した客室(5万4600円〜6万8900円)が登場中。ベッドカバーやベッドボード、椅子の背もたれなどに、クリスマスムード満点のデコレーションが施されている。テレビ台の上には、電球が輝く小さなクリスマスツリーも!子どものみならず、大人も思わず心が躍る内装だ。

クリスマス一色に染まるディズニーアンバサダーホテル。大切な人と、心温まるひと時を過ごしてみては?