原口は「今回はフィードバックのミーティングもできて、監督ともディスカッションできた」と手応えを語った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表で3試合連続ゴール中の原口元気が見据えるのは、15日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦だ。本日11日に行なわれる親善試合のオマーン戦は、あくまでそのシミュレーション。「もちろん(オマーン戦は)親善試合で大事な試合だけど」としつつも、言葉の節々に“オマーン戦=準備”という位置付けを感じさせた。
 
 例えば、
「あくまでサウジ戦があって、そこでチームとして100パーセントで勝つための準備が、この10日間だと思うし、オマーン戦だと思う」
 
 あるいは、
「一番大事なのはサウジ戦だから、(オマーンは)それを想定した相手だし、力はサウジのほうがあるけど、良い攻撃や良い守備ができるかをポイントにやっています」
 
 だからといって、力を抜くわけではない。全力を出してこそ、日本代表の課題や修正点が見つかる。その発見のために選手間や監督とのコミュニケーションを密に取っており、これまでの合宿よりも手応えを得た。
 
「(今回は合宿の)期間は長いし、一緒にいる時間も長いので良い話し合いができているし、戦術的にもいろいろな話がミーティングも含めてできているなと思いますね」
 
 とりわけ強調したのが、監督との意思疎通が進んだことだ。
 
「いつもだったらフィードバックのミーティングが、時間がなくてできないんですけど、今回はフィードバックのミーティングもできて、監督ともディスカッションできた。そういう意味では選手も意見が言えた。そういうミーティングはいいなと思いましたね」
「(ハリルホジッチ監督は)こういう考えだっていうのを強く言うときもあるけど、以前に比べたらすごく聞いてくれるし、良い話し合いはできているなとは思います」
 
 ミーティングの内容は知る由もないが、原口の発言から察するに、非常にポジティブで発展的な話し合いになったのだろう。その成果がオマーン戦、そして本番のサウジアラビア戦でどのように発揮されるか見ものだ。