透明の頭と13本の足、海底で撮影された謎の生物はウミウシの1種と判明

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インドネシア・バリ島付近の海底で、世にも奇怪な生物が撮影され、今月7日、YouTubeにアップされた。

透明の頭と13本の足

その生物は13本の足があり、体表はいぼ状の突起で覆われている。だが、頭部だけはツルンとしていて、しかも透明だ!

YouTube/Tha Jee

YouTube/Tha Jee

まるでエイリアンのようなこの肢体に、多くのYouTube視聴者がショックを受けただけでなく、「いったいこれは何なんだ?」という憶測が乱れ飛んだ。コメントをいくつかご紹介すると……

「クラゲの一種じゃないか?」(allybean)

「ラヴクラフトの小説に出て来るショゴスにちがいない」(Keith Carlson)

(※ ショゴスはエイリアンによって合成された粘液生物。必要に応じて形態を自在に変化させることができる)

「エイリアンなんかいるはずない。これは藻類を食べるクラゲの1種だよ」

「放射能による突然変異だと思う」(John Brown)

「ウミウシの1種に見えるがね」(Robert Valcourt)

「私はナマコの一族かと推測するが」(twas brilling)

「完全な新種かもしれないぞ?」(Alex Salcedo)

その正体は

この動画を取り上げた海外メディアが海洋生物の専門家に話を聞いたところ、結局はウミウシの1種であるとわかった。

正確にはムカデメリベというウミウシ。インド洋や太平洋の温かい海域に住み、成長すると体長13cmほどになる。

こんな生き物が普通にいるとは知らなかった。

特徴的な透明な頭は、じつはほとんどが口。口をガバッと広げ、頭部全体を投網のように使って餌を捕まえる。13本の足は吸盤状になっていて、これで敵に絡みついて戦うそうだ。

ウミウシの種類は3000以上もある。他にも仰天させてくれるものがいるかもしれない。