9日、中国民政部は、両親もしくはどちらか一方が都市部に出稼ぎへ行き農村部に残された16歳未満の「留守児童」について、今年3月末から行ってきた実態調査の結果として、その総数は902万人に上ると発表した。写真は河南省洛陽市の留守児童。

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2016年11月9日、中国民政部は、両親もしくはどちらか一方が都市部に出稼ぎへ行き農村部に残された16歳未満の「留守児童」について、今年3月末から行ってきた実態調査の結果として、その総数は902万人に上ると発表した。新京報が伝えた。

中華全国婦女連合会(全国婦連)の2015年6月の報告書では、留守児童の数は6102万5500人とされていた。民政部の高暁兵(ガオ・シャオビン)副部長は、留守児童数の減少について「留守児童の新しい定義に基づく今回の実態調査、および近年の一連の保護政策が効果的に行われたことによるもの」と説明した。

民政部によると、留守児童の定義は従来、「両親のどちらかが出稼ぎへ行っている18歳未満」とされていたが、今回の調査は「両親が出稼ぎへ行っている、もしくは一方が出稼ぎへ行きもう一方が監督能力がない16歳未満」として行われた。

民政部によると、留守児童の89.3%(805万人)は祖父母が養育し、3.3%(30万人)は親戚や知人に預けられ、4%(36万人)は監督者なしで生活し、3.4%(31万人)は両親のどちらかが出稼ぎへ行き、もう一方が監督能力がないという。(翻訳・編集/柳川)