Doctors Me(ドクターズミー)- 異常な嫉妬は要注意!オセロ症候群になりやすい5つのタイプ《ホンマでっか!?TV》

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2016年11月9日放送の『ホンマでっか!?TV』で、パートナーの浮気を異常なまでに疑う「オセロ症候群」が話題になりました。

ただの嫉妬かと思いきや、限度を超えたパートナーへの疑いなどの嫉妬や妄想は、危険な疾患が隠れてる可能性も…。

恋愛においてリスクになる「オセロ症候群」の原因・症状・克服法などを医師にお伺いしてきました。

オセロ症候群とは

パートナーに対して激しい嫉妬妄想を抱くことをオセロ症候群と呼びます。シェークスピアの作品である「オセロ」との類似点からこのような名称がついているようです。妄想性障害の一種とされます。

オセロ症候群の原因


幼少期の体験


幼少期に両親などから愛されていないなどの体験が影響しているケースも考えられます。

性格


もともと不安を抱きやすい、愛情を失うことに対して過剰に過敏な性格が要因にも。

パートナーとの関係


パートナーとの関係に安心感がない場合、嫉妬や妄想などを抱きやすいこともあります。

アルコール


アルコールを多飲することで発症するケースがあります。

精神疾患


統合失調症など精神疾患にかかっている方が発症するケースがあります。

オセロ症候群の症状


嫉妬


執拗な嫉妬が主症状となります。

抑うつ気分


気分が落ち込む、好きなことに興味をなくすなどのうつ症状がみられることもあります。

不眠


不安や嫉妬などから不眠に至る場合もあります。

被害妄想


自分だけが損をしている、などと根拠もなく妄想を抱くこともあります。

不安


パートナーの言動に対して自分から去っていくのではないか、などと不安が強くなります。

オセロ症候群で懸念される疾患とは


アルコール依存症


アルコール依存の状態であると、妄想が出やすくなります。

妄想性パーソナリティ障害


妄想性パーソナリティ障害は猜疑心や不安感が非常に強く、他人に対して疑い深くなることを特徴とします。

特に根拠はなくとも他人の行動を悪意にみちたものと思いこんだりします。

統合失調症


以前は精神分裂病と呼ばれていました。100人に1人程度の割合で発症する疾患で、幻覚(特に幻聴)や妄想を特徴とする疾患です。

幻覚や妄想の中には他人にはなかなか理解しがたい妄想も含まれていることから、社会生活を営むことが困難となる場合もあります。

オセロ症候群になりやすいタイプ

■ 幼少期に近親者との死別など喪失体験がある

■ 自分に対する自信が不足している

■ 幼少期に十分な愛情をうけた経験が少ない

■ 財産や地位など自分のものと思っていたものに対する大きな喪失体験がある

■ 不安を抱きやすい性格である

あなたは大丈夫?オセロ症候群セルフチェック

□ パートナーがテレビで異性を見ることが許せない

□ パートナーが街で異性を見るのが耐えられないため外出はNG

□ パートナーの携帯電話を全てチェックする

□ GPSなど追跡可能な操作装置を持っている

度を越すような行動に身に覚えはありましたでしょうか?

オセロ症候群の克服方法


アルコール依存などの原因がある場合は、アルコールをやめなければなりません。自分一人では断酒は難しいことも多いですから、医療機関に相談しましょう。

またそれ以外の場合でも心療内科、精神科等を受診するのがよいと思います。

最後に医師から一言

パートナーに対して嫉妬を抱くことは普通の感情ですが、過剰であると疾患である可能性もありますので気になったら医療機関に相談してください。

(監修:Doctors Me 医師)