練習に合流したMF香川真司

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 日本代表は10日、試合会場のカシマスタジアムで公式練習を行い、11日のキリンチャレンジ杯・オマーン戦に向けて最終調整した。右足首痛で前日9日の練習を欠席したMF香川真司(ドルトムント)、同じく9日はコンディションを考慮されて別調整だったMF長谷部誠(フランクフルト)が合流。報道陣に公開された冒頭部分はチームと一緒に調整していた。

 一方、DF長友佑都(インテル)は体調不良のためホテルで静養となり、グラウンドに姿を見せなかった。8日にイタリアから帰国し、前日9日の練習には参加していたが、「ちょっと体調が思わしくなかった」(日本協会関係者)という。

 ハリルホジッチ監督は練習前の公式会見で「少し体調が悪い選手がいる」と言及。「我々はトレーニングのあとによくアイスバス(水風呂)をして疲労回復に努めているが、時々それによって寒くなり過ぎることもある」と話していたが、今合宿でチームがアイスバスに入ったのは合宿初日の6日のみ。「寒いからその後はやめようとなった」(協会関係者)そうで、長友はアイスバスには入っていないという。

 香川のオマーン戦出場について指揮官は「彼がプレーするかどうかは、また明日の様子を見たい」と説明。「もしダメならリスクは取りたくない。そうなったら残念だが、香川に関しての決断は明日になると思う」と明言を避けた。

 オマーン戦後の15日にはW杯アジア最終予選の大一番となるサウジアラビア戦(埼玉)が控えている。ハリルホジッチ監督は「全員がサウジアラビア戦にいい状態で臨んでほしい。その目的を間違えてはいけない」と強調。「何人かは休憩させたい。何人かはすでにたくさんプレーしているので、そういう選手をフレッシュな状態にしてサウジアラビア戦に備えないといけない」とも話しており、クラブでコンスタントに出場を重ねているFW原口元気や長谷部、コンディションに不安を抱える香川、長友らはオマーン戦を欠場する可能性が高そうだ。

(取材・文 西山紘平)


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