二人で寝るとケンカが増える…お互いの睡眠妨害が別れの原因に

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Fuminners(フミナーズ)読者のみなさんは、パートナーと二人で、一緒のベッドで寝たい派ですか? それとも、どんなにラブラブな相手でも寝床は別のほうがよく眠れるタイプ?
眠りに関する好みや習慣には個人差があり、いくら仲良しな二人でも完璧にマッチしていることはなかなか難しいもの。一緒に寝ることでお互いに心地の良い睡眠を妨げてしまったり、ケンカの原因になったりすることもあります。ある調査によれば、パートナーの影響による寝不足が離婚の原因になる可能性もあるのだとか!

パートナーと二人で寝る人の半分が睡眠についての不満を持っている!

アメリカのベッドメーカーYogabedが2,000人を対象にした調査によると、実はパートナーと二人で寝る人の半数が、一緒に眠ること自体に不満を持っているようです。さらに、パートナーによって睡眠を妨害されると、口論が増えるという結果が…。
 
この調査によると、ベッドで一緒に寝ているカップルがお互いの睡眠妨害が原因でケンカをする回数は年間約24回あり、どちらかのいびきや寝返りなどが原因で寝不足が生じる日は、182日(一年の半分!)もあるのだそう。
 
それだけではありません。7人に1人が「二人で一緒に寝るとよく眠れないため、離婚した」と答えているのです。一緒に寝るとよく眠れなくなる原因としては、「相手のいびきがうるさい」「布団を独占される」「寝返りで目がさめる」「寝息が荒くてうるさい」「爪でひっかかれる」といった就寝中の問題が多い一方、「ベッドで食事をすることでケンカになった」「二人でマットレスの硬さの好みが違い、ケンカになった」という意見も。
 
いびきや寝返りは、わざとやっていることではないのでまだ我慢できるとしても、ベッドの使い方や寝具の好みについては、お互いに譲れないこだわりがある模様。特に寝具は眠りの質にも直結するので、離婚にまで発展するくらいならいっそ寝室を別々にしたほうが、平和に過ごせるのかもしれませんね。

実は「別々に寝たい」、と思っている人の方が多い

さらに大きな問題は、「自分のパートナーが二人で一緒に寝ることに不満を持っている」ということに気づいていないケースがあること。先の調査では、男性の5人に1人が「パートナーを抱き寄せるのを避けるため、パートナーが寝入るのを待っている」と回答しています。つまり、自分のパートナーが寝る前にハグすることでさえ、苦痛に感じている人が少なくないということです。
 
他にも「ケンカをしたまま、お互い口も聞かずにベッドに入る」ことや「ケンカをそのままにして寝ることが、少なくとも年に6回はある」という回答も。心身を休めるためのベッドが、ギスギスした居心地の悪い場所になってしまっていることが意外にも多いのです。
 
実際「パートナーと一緒の方がよく眠れる」という回答は30%だったのに対し、「一人の方がよく眠れる」という回答は40%を上回り、カップルであっても、どちらかといえば二人は別々に寝ることを好む人が多い傾向にあるようです。
 
付き合いたてのカップルや新婚さんには残念な結果かもしれませんが、余計なケンカを防ぐため、二人で一緒に寝るか、別々に寝るか、話し合っておいたほうがよさそうです。

パートナーの睡眠不足でも雰囲気が悪くなる!

米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが行った面白い調査結果があります。2年以上関係が継続しているカップル100組を対象に、睡眠不足の日とそうでない日にそれぞれどのような争いがあったかを二人でディスカッションするという方法で、睡眠不足がカップルにどのようなマイナス影響を与えるかを調査しました。その結果、睡眠不足の日はカップル同士イライラが起こりやすく、トゲトゲした雰囲気が増す傾向にあることが分かったといいます。しかも睡眠不足なのがカップルのどちらか一方だけだった場合でも、イライラや雰囲気の悪さが増すこと、さらに、相手に対する思いやりや、問題解決能力さえ低下することも報告されています(※2)。
 
カップルが仲良く過ごすには、自分自身の睡眠はさることながら、パートナーの睡眠がいかに重要か、よく分かる結果ですね。自分は満足のいく睡眠が確保できても相手がそうでなければ、二人が不仲になってしまうことは十分にありえます。
 
二人で別々に寝るとしても、それによって互いの睡眠の質が下がったり、あるいは寝る前にゲームをするなど好きなことで自由に夜更かしができるようになってしまい、結果として寝不足になったりするのであれば問題は解決しません。
自分とパートナーの双方が気持ちよく眠るためには、二人で話し合う機会をもつことや、お互いの眠りを尊重することが重要のようですね。
 
●【カップルで寝る】ケンカが増えたら就寝・起床時間を揃える
●カップルで寝る時は睡眠満足度が肝心。自信もついて一石二鳥
●よく眠れる方法|おやすみのキスでストレス減・幸せホルモンUP!
 
※1 Medical News Today
Lovers to Fighters After Just One Sleepless Night
※2 The Huffington Post
Where is the Love; Try Getting More Sleep

photo:Thinkstock / Getty Images