猫背を直すのが大切

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【あさイチ】(NHK)2016年11月9日放送
「カップ付きインナーは胸垂れる?」

子育てや加齢によって若い頃とは変わってくるバスト。そのバストを包むブラ代わりに、楽なのでカップ付きインナー(通称ブラキャミ)を着ける女性が増えているが、「おっぱいが垂れるのでは」と心配している人が多い。

番組では、そんな不安にくわえ、「バストトップを上げたい」というオトナ女子の胸の悩みに答えた。

「ブラキャミ」は楽ちんだけど、垂れる心配は...

ユニクロの「ブラトップ」でおなじみのカップ付きインナーは、すっかり女性下着の定番アイテムになった。番組の冒頭、古野晶子アナが800人の女性にカップ付きインナーを着けているどうかアンケートした結果を発表した。「使っている」が55%、「使っていない」が45%。さらに20%が「毎日使っている」と答えた。

MCの有働由美子アナ「楽ちんなのよね。パッとかぶるだけでいいから」
ゲストのタレント宮崎美子さん「でも、ちょっと外に出かけづらい」

番組ではカップ付きインナーを愛用している女性4人に聞いた。みな、「気楽でいい」と開放感を一番の理由にあげたが、「ブラのように補正力がないので、お婆ちゃんみたいに垂れるのではないかと心配です」と口をそろえた。

そこで、乳腺外科医の土井卓子医師に聞いた。土井医師は乳房の断面図を示しながらこう説明した。

土井医師「乳房は乳腺と脂肪でできています。若い人の乳房は、硬い乳腺がいっぱい詰まっていて、引き締まっています。ところが、年をとると乳腺が減り、柔らかい脂肪に置き換わります。乳房全体がフニャフニャになり重みに耐えられなくなって下がってきます。しかし、これは加齢によるもので、ある程度支える力があれば、ブラでもカップ付きインナーでも関係ありません」

市販されているカップ付きインナーの多くは、背中までゴムがあるため、乳房を支える力がある。だから安心して使えるが、中にはゴムがないタイプがあり、下がってくる心配があるそうだ。

ゲストのタレントくわばたりえさん「ゴムがないタイプって、悲しいことにすごく楽なのよね(有働アナと宮崎さん、うなずく)」

ただ、ブラジャーに比べ、カップ付きインナーを着用すると、胸が下がって見えるのは事実だ。これはブラを着けると背中が補正され、正しい姿勢になるが、カップ付きインナーを着けると猫背になりやすいことが大きい。実際に前出の女性4人のバストトップの位置を3D画像で検査すると、ブラ着用時に比べ、平均で1.5〜2.8センチも下がっていた。

猫背を直し、脇のハミ肉も引き締める

ここで、自身もカップ付きインナーを愛用している、スポーツドクターで整形外科医の中村格子医師が登場、背中の姿勢を良くしてバストアップに効果がある体操を実演した。方法は次のとおりだ。

(1)坐骨をしっかり椅子に付けて座る。この時、反り腰や猫背にならないように注意。
(2)腕を頭の後ろに組んで、鼻から息を吸い込みながら腕を開いて胸を大きく開く。胸郭を360度広げるイメージで息を吸うと、正しい姿勢のまま呼吸がしやすくなる。呼吸と姿勢のバランスが大事。
(3)口から息を吐きながら腕を閉じる。腕を開いたり、閉じたりすることで、胸側の大胸筋、背中側の菱形(りょうけい)筋と僧帽(そうぼう)筋が鍛えられ、正しい姿勢が維持できるようなる。脇のハミ肉も引き締まる。

この体操を1セット5回、1日3回行なう。番組では前出の女性4人にこの体操を1週間続けてもらった。そして、再び3D画像でバストトップの位置を計測すると、平均で2.8〜4センチもアップしていた。

宮崎美子さん「わあ〜キレイ、若くなっていますね」
くわばたりえさん「お腹も引き締まって、別人みたい!」
MCの柳澤秀夫キャスター「これって姿勢がよくなっただけでしょ。ブラジャーをつけると猫背が治り姿勢がよくなるなら、男もつければいいじゃない?」
有働アナ「柳澤さん、姿勢いいですね。ブラ、つけているんですか?」