洋上風力発電所の建設加速へ  共同企業体立ち上げ/台湾

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(高雄 10日 中央社)台湾国際造船や台湾電力、中国鋼鉄などによる共同企業体(JV)「離岸風電海事工程産業連盟(マリンチーム)」が9日、高雄市内で立ち上げられた。2020年末までに台湾海峡上に洋上風力発電所を建設し、520メガワットの発電を可能にするとしている。

発起人で台湾造船の鄭文隆董事長(会長)は、マリンチームを通じて台湾にはどんな技術があるかを把握し、海洋と陸上の専門技術を統合させたいと発足の目的を力説。必要があれば、海外の技術を導入する可能性も示唆した。

マリンチームは7200億台湾元(約2兆4000億円)を投じ、最終的には2030年までに800基の発電機を建設する考え。2025年末までには発電量を3000メガワットまで引き上げる。

政府では2025年までに全ての原子力発電所を廃止する方針を掲げており、経済部(経済省)エネルギー局の林全能局長は、電力供給の安定につながると語った。

(程啓峰/編集:齊藤啓介)