われわれ日本人にとって「列に並ぶ」ことは、日々の暮らしのなかでごく当たり前に行っている行為だと言える。例えば、地下鉄などの公共交通機関を利用する際や、スーパーでの会計待ちなど、列に並ぶ機会は少なくない。日本で暮らしていれば、小さな子どもでも列に並ぶことができ、列への割り込みなどのトラブルもほとんど起きることはない。(イメージ写真提供:123RF)(イメージ写真提供:123RF)

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 われわれ日本人にとって「列に並ぶ」ことは、日々の暮らしのなかでごく当たり前に行っている行為だと言える。例えば、地下鉄などの公共交通機関を利用する際や、スーパーでの会計待ちなど、列に並ぶ機会は少なくない。日本で暮らしていれば、小さな子どもでも列に並ぶことができ、列への割り込みなどのトラブルもほとんど起きることはない。

 中国では近年、都市部においては「列に並ぶ」という行為が見られるようになってきているものの、それでも割り込みをする人も、まだまだ存在するのが現実だ。中国メディアの今日頭条は9日、「列に並ぶ」という行為はもはや日本の「文化」だと呼んでも差し支えないほどと主張しつつ、「列に並ぶことは効率の低下につながることもあるのに、日本人はなぜ頑なに列に並ぼうとするのか」と疑問を投げかけている。

 記事は、「旅行で日本を訪れたことのある中国人ならば、日本人は列に並ぶのを好むことを知っているはず」と主張したうえで、日本人は食事のときでも、トイレでも、列に並ぶと指摘、「列に並ぶことは日本人の生活の一部であり、一種の伝統でもある」と主張した。

 続けて、米アップルのiPhoneが発売される際、アップルストアに多くの日本人が徹夜で並ぶ光景は新型iPhoneの発売における一種の風物詩だと紹介。さらに公共交通機関などを利用する際にも「日本人は誰かに促されるでもなく、自発的に列を作ることができる」と驚きを示した。

 一方で記事は、人が少ない時など「必ずしも列に並ぶ必要のない場合でも日本人は列に並ぼうとするが、これは効率が悪い」と主張。列を無視して詰めかけたほうが効率が良いとの見方を示す一方、それでも日本人が列に並ぶのは「列に並ばずに割り込むことは、日本では恥と見なされ、日本人は恥をかくことを嫌うためどんな時でも列に並ぼうとするのではないか」と分析した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)(イメージ写真提供:123RF)