中村優一主演でダークヒーロー描く (C)2017「スレイブメン」製作委員会

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 「片腕マシンガール」「ライヴ」などで知られ、国内外でカルト的人気を誇る鬼才・井口昇監督の最新作「スレイブメン」が、2017年3月10日に公開されることが決定した。冴えない映画監督・しまだやすゆきが、悲劇のダークヒーロー“スレイブメン”に変身し戦う姿を描く今作。「恋愛」と「タイムリープ」が軸となるそうで、井口監督は「個人的にはマジでヒーロー版『君の名は。』だと勝手に思い込んでおります」とコメントを寄せている。

 主演は、「仮面ライダー響鬼」「仮面ライダー電王」で人気を博した中村優一。2012年9月に芸能界を引退したが、14年に俳優業を再開させた中村が、映像オタクで気弱なヒーローという役どころに挑む。「井口監督のワークショップに約半年参加させていただき、井口監督の世界観に惹かれ、その監督の作品に携わることができて幸せに思います」と明かし、「懐かしさも感じつつ新しいヒーローが生まれました。誕生を皆さんに見届けて頂けたらと思います」と呼びかけている。

 さらにヒロイン役は、内田理央主演「血まみれスケバンチェーンソー」で存在感を放った奥田佳弥子。主人公と敵対する同級生役には「SCOOP!」「HiGH&LOW THE MOVIE」の阿部亮平、スレイブメンのマスクを狙う男役には「シン・ゴジラ」などのベテラン・津田寛治が名を連ねている。

 物語は報われない愛と知りながらも、ある少女の運命を変えようと奮闘するスレイブメンを映し出す。それだけに、井口監督は「ヒーロー映画は世界中に数あれど、日本が誇るアイテム『恋愛』によってパワーを持てる『泣ける』ヒーローは前代未聞ではないでしょうか」と語り、「しかもタイムリープによって現実がさまざまに変化するので、ここまで先読みができない『連続どんでん返し』が起こるファンタジーはなかったのではと自負しています」と自信をみなぎらせている。