蔡英文総統

写真拡大 (全2枚)

(台北 10日 中央社)米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補が勝利したのを受け、蔡英文総統は9日、各種対応準備に関する報告を行政院(内閣)の林全院長(首相)や国家安全会議の呉ショウ燮秘書長などから聴取し、関係部署に対し、金融情勢の安定維持など3点を指示した。(ショウ=金へんにりっとう)

指示した内容は(1)株式・為替市場など金融情勢の安定維持(2)米国に対する各種経済・貿易政策の維持かつ継続した推進強化。台米貿易投資枠組み協定(TIFA)会議など規定の仕組みを運用し、米新政権に双方の経済連携や協力推進に対する強い意欲を表明(3)外交上で引き続き米新政権と緊密な連携を維持―の3点。

総統府の黄重諺報道官によると、蔡総統は今年7月に採択された共和党の政策綱領で、台湾に対する「6つの保証」が初めて明記されたことに触れながら、同党はこれまで台米関係の前向きな発展を支持してきたと言及。トランプ氏率いる新政権下での台米関係に自信を持っている考えを明かした。

また、オバマ政権のこれまでの台湾への支持と協力に感謝を示した。

(葉素萍/編集:名切千絵)