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現地時間の2016年11月8日にアメリカ大統領選挙の開票が行われ、実業家のドナルド・トランプ氏が勝利してアメリカ合衆国次期大統領に決定しました。「トランプ大統領を認めない」「ファックドナルドトランプ」と叫ぶ抗議行動が発生するなか、トランプ氏が優勢となったころから起きているのがカナダ移民局のサイトへのアクセス集中です。では、本当にカナダへの移民を考えるならば、何が必要になってくるのでしょうか。

Immigrate to Canada

http://www.cic.gc.ca/english/immigrate/index.asp



How to move to Canada and become a Canadian citizen - Business Insider

http://www.businessinsider.com/how-to-move-canada-2016-11/

まず、カナダへ移り住むことを考えるわけなので、当該人物はカナダの永住権・市民権は持っていないことが前提です。また、未成年者の移民申請には、カナダの永住権を持つ親か法定後見人が必要なので、できれば成人してから行ってください。

◆永住権を得るためには

「移民の国」と言われ、毎年20万人以上の移民を受け入れる積極政策を採っているカナダだけあって、カナダの連邦政府による移住プログラムのほか、各州政府によるプログラムも用意されています。

特に有利なものとして、専門技能を持つ人向けの優先承認審査制度「エクスプレス・エントリー」があります。これは連邦スキルドワーカー(熟練工)プログラム連邦スキルドトレード(専門職)プログラムカナダ経験クラスのいずれかの条件を満たしていれば「候補者プール」に入れられて、技術などが数値化され、上位の人は移民申請への招待があるというもの。

カナダの「永住権」には社会福祉を受ける権利や就業・学業の権利、カナダ中を移動できる権利などが含まれています。国民の持つ「市民権」との違いは、「投票」「公職選挙での立候補」「高セキュリティが要求される仕事への就職」が制限されることです。

「永住権」は「ずっと住んでいていいですよ」という権利ではあるものの、カナダでは5年ごとに更新が必要で、5年のうち最低2年はカナダで暮らしている必要があります。もしもこの条件を満たせない場合は、永住権を失うことになります。カナダの国内に暮らすことなく永住権を維持できるのは「Crown Servant」と呼ばれる公務員か、その家族ぐらいだそうです。

◆市民権を得るためには

「元の国籍を維持したままカナダに本拠を置いて仕事をする」というのなら永住権でもいいのですが、完全に「カナダ人になる」という場合には「市民権」を目指すことになります。

移民には寛容なイメージのあるカナダですが、偽装結婚での不正な永住権取得や市民権取得が行われるなどしているため、2015年6月11日をもって法改正が行われて、市民権取得の要件はかなり厳しくなりました。

まず居住要件について、以前は「市民権申請前の過去4年のうち3年間(1095日)カナダに実際に居住していること」が条件でしたが、改正後は「市民権申請前の過去6年のうち4年間(1460日)カナダに実際に居住していること」「4年分はそれぞれ1年につき183日(半年)はカナダに実際に居住していること」と、1年のうち半分は確実にカナダにいなければならなくなっています。また、なぜカナダに居住するのかという意思を示す必要があります。

また、従来は必須ではなかった4年分のインカム・タックス・リターン(日本でいう確定申告)が必要になりました。

ペーパーテストもクリアする必要がありますが、これは移民局のサイト内にある「Discover Canada」の内容をしっかり把握しておけば大丈夫だとのこと。

言葉については公用語である英語かフランス語、いずれかが話せること。流暢である必要はなく、基礎的な文法を押さえてちょっとした会話や説明、自分自身についての記述ができるぐらいの語彙力があればOKだそうです。