10日、韓国メディアによると、職権乱用の疑いなどで逮捕された韓国大統領府前政策調整首席秘書官の安鍾範容疑者が、検察の取り調べで朴槿恵大統領を窮地に追い込む供述をした。写真は韓国大統領府前の通り。

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2016年11月10日、韓国・京郷新聞によると、職権乱用の疑いなどで逮捕された韓国大統領府前政策調整首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)容疑者が、検察の取り調べで朴槿恵(パク・クネ)大統領を窮地に追い込む供述をした。

韓国法曹界関係者らの話によると、安容疑者は検察の調べで、先に逮捕された朴大統領の親友・崔順実(チェ・スンシル)容疑者が実質支配していた二つの財団への資金提供を大企業に強要した経緯について、「VIP(朴大統領)の詳細な指示に従ったもの」と供述した。関係者の一人はこの供述について、「口を開けば『裏切り者』になり、黙っていれば大統領を擁護していると非難されるジレンマに陥っていた安容疑者が、いよいよすべての荷を下ろし、知っているままを供述しようとの立場に立ったのだろう」と分析している。

6日未明に逮捕された安容疑者は、最近になってようやく心理的に落ち着きをみせているという。しかし容疑の核心である774億ウォン(約71億円)の資金提供強要については、いまだ「違法性を認識できていなかった」とし、崔容疑者のことも知らなかったとの供述を曲げていないと伝えられている。

これについて韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「朴槿恵、終わったな」
「ほら、朴槿恵が主犯だ」
「大統領は間抜けな上に道徳性もない人だったのか」
「これで辞任しないとは実にずうずうしい。顔に鉄板でも付いてるのか?」

「みんな刃物を持ってないだけで素性は泥棒」
「細かく指示する能力があったのか?誰か横にコーチがいたはず」
「安鍾範、ありがとう。全部言ってくれ」
「正直で正義感ある人が大統領になるべき」

「ここまで来て崔順実を知らないなんて、いったいどういう魂胆?」
「朴槿恵は大統領就任以来ずっと、金を巻き上げて集めるのが主目的。罪の意識もない確信犯であることは確実だ」
「そりゃあ大統領の指示に決まってるさ。大企業まで動かしたんだから」
「崔順実事件ではなく朴槿恵事件だな」(翻訳・編集/吉金)