中国では毎年11月11日は「独身の日」と呼ばれており、未婚者のための買い物の日となっている。2015年の「独身の日」には中国のネット通販大手のアリババは、わずか1日間で912億元(1兆4096億円)もの売上を達成したことで話題となった。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では毎年11月11日は「独身の日」と呼ばれており、未婚者のための買い物の日となっている。2015年の「独身の日」には中国のネット通販大手のアリババは、わずか1日間で912億元(1兆4096億円)もの売上を達成したことで話題となった。

 中国メディアの今日頭条が8日、今年の11月11日の「独身の日」商戦に向けて、東京・銀座では中国人を歓迎する数多くの垂れ幕が登場していると伝えつつ、中国人が日本製品を愛する理由について注目し、その分析を紹介している。

 記事は中国人が日本製品を愛する理由の1つとして、中国でも類似製品は買えるものの、中国人は日本製品に対して「1ランク上」というイメージを抱いており、日本製品は「高品質の象徴」となっているためと説明。

 また、日本には長寿企業が数多く存在しており、技術の蓄積や改良、イノベーションを重視かつ実現していると絶賛し、こうした「ものづくり精神」も高品質の日本製品と密接な関係があると指摘。日本製品の高品質はごく限られた分野の製品だけに見られるものではなく、ありあらゆる分野で質が高いため、中国人消費者は安心して購入することができると評価した。

 また記事は、一時に比べて円安が進んだことも、多くの中国人を日本製品の購入に駆り立てる要因となっていると説明している。近年はインバウンドのみならず、中国向けの越境ECにも取り組む日本企業が増えているが、こうした日本企業にとっては11月11日の「独身の日」商戦は無視できない一大商戦となりつつある。日本製品の高品質という強みを活かし、「独身の日」の莫大な消費を取り込みたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)