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東京都感染症情報センターは11月10日、10月31日〜11月6日の期間中の東京都感染症週報を公開した。同週報により、都内で感染性胃腸炎の感染者が急増しており、昨年同時期に比べて2倍近くになっていることが明らかになった。

細菌やウイルスなどの病原体が腸に感染することで、さまざまな消化器症状を引き起こす感染性腸炎。中でもノロウイルス由来の感染性腸炎は年中発生しているが、特に冬季に流行する傾向がある。厚生労働省によると、主な症状として下痢やおう吐、腹痛、発熱などを呈する。一般的に健常者は軽症で回復するが、子どもや高齢者は重症化するケースもあるとされている。

10月31日〜11月6日(第44週)の期間中、都内264の定点医療機関から報告された感染性腸炎の患者数は2,486人。1医療機関あたりの患者数は9.45人となっている。23区では特に江東区や大田区、江戸川区で医療機関あたりの患者数が多くなっている。

感染者は第41週から1,052人(医療機関あたり4.05人)、1,338人(同5.13人)、1,681人(同6.47人)と右肩上がりにあり、東京都感染症情報センターは「感染性胃腸炎の定点当たり報告数が増加を認めている」としている。

なお、2015年の第44週の患者数は1,356人(同5.22人)で、今年の感染者は昨年同時期に比べ、1.83倍となっている。第41週からの数字も917人(同3.51人)、867人(同3.35人)、1,189人(同4.56人)と推移していたことから、今年は昨年よりも全体的に早い段階で患者が増えていることがうかがえる。

ノロウイルスの感染経路の大半は経口感染。そのため、厚労省は「食品を中心部までしっかり加熱する」「調理前や食事前、トイレ後の手洗い」などを予防策として推奨している。

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