9日、マレーシア・クアラルンプールの警察当局は、中国人の男(44)を頭目とする障害者を利用し物乞い行為を行うグループを取り締まったと明らかにした。写真はクアラルンプール。

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2016年11月9日、マレーシア・クアラルンプールの警察当局は、中国人の男(44)を頭目とする障害者を利用し物乞い行為を行うグループを取り締まったと明らかにした。CCTV電子版(中国中央テレビ)が伝えた。

当局によると、中国人の頭目は今年5月からクアラルンプールで部屋を借り、物乞いをする人々の居住場所を確保。そこを拠点に各地に搬送し物乞いを行わせた。活動場所の多くは中国人や華人が多く住む場所で、障害者を送り迎えしていた6人の運転手はいずれも現地に住む華人だった。

現地警察は頭目の男と運転手6人を逮捕し、物乞いを行っていた21〜53歳の14人の中国人障害者を救出した。障害者らは暴行を受けた形跡がなかったため、当局はマレーシアに来る前から障害を持っていたとみている。さらに、グループの拠点からはマレーシアのほかタイやシンガポール、中国の紙幣も見つかっていることから、当局は同グループが他国でも物乞い行為を展開していたとみて調べを進めている。(翻訳・編集/内山)