名作曲家たちの音楽が物語を彩る (C)2015-9294-9759 QUEBEC INC. (une filiale de Lyla Films Inc.)

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 今年度のカナダ・ケベック映画賞で作品賞を含む最多6部門に輝いた「天使にショパンの歌声を」の予告編が、公開された。

 舞台は、1960年代のカナダ・ケベック。小さな音楽学校に閉鎖の危機が訪れるなか、教師と生徒たちが逆境をはね返そうと立ち向かう姿を生き生きと描く。「翼をください」「天国の青い蝶」で知られるレア・プール監督がメガホンをとり、フレデリック・ショパンの「別れの曲」やフランツ・リストの「愛の夢」をはじめ、ボルフガング・アマデウス・モーツァルト、ルートビヒ・バン・ベートーベンのピアノソナタ曲、アントニオ・ビバルディの合唱曲「グローリア」といった名曲の数々がエモーショナルな物語に彩りを添えている。

 カトリック修道院が経営する音楽学校は、近代化が進むケベックにおいて「費用がかかりすぎる」と廃校寸前に。校長のオーギュスティーヌ(セリーヌ・ボニアー)は抵抗を試みるが、旗色は悪い。そんななか、天性の音楽の才能を持つ姪(めい)のアリス(ライサンダー・メナード)の来校をきっかけに、オーギュスティーヌは生徒たちを説得し、閉鎖を食い止めようと大胆な行動に出る。

 予告編では、ピアニストとしても活躍するメナードが見る者をひきつける見事な腕前を披露しているほか、「主の御意志を信じれば未来は開けます」と保守的な考えを説く相手に「主は耳が遠いので自力で頑張らないと」とエスプリのきいた切り返しを見せるオーギュスティーヌの姿など、き然とした態度を貫く美しき女性たちの姿が切り取られている。

 「天使にショパンの歌声を」は、2017年1月14日から全国公開。