本名を「サンタ」と「メリークリスマス」に改名した夫婦が話題に

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ある夫婦に対し公式に「サンタ・クロース」「ミセス・クロース」という名前への変更が認められたとして、アメリカで話題となっている。

裁判所が正式に改名を認める

その夫婦とはネブラスカ州のオマハという街に住む、Jeff Brooksteinさん(60)とMary Brooksteinさん(60)。

2人は7年間に渡って、クリスマスにちなんだ名前に変更したいと申請し続けてきたという。

そして11月7日、ダグラス郡地方裁判所は2人の改名を正式に許可。

その結果、夫のJeffさんはSanta Clausに、妻のMaryさんはMerry Christmas Clausと名乗ることになった。

Facebook/Santa and Mrs. Claus

Facebook/Santa and Mrs. Claus

イベントでサンタを演じてきた2人

実は2人が出会ったのは2009年。当時彼らはデイケアセンターや老人ホーム、ホームパーティでのイベントで、サンタやミセス・クロース役を演じるパートタイムの仕事に就いていたという。

もっともイベントがない時、夫のSantaさんはタクシードライバーとして働き、妻のMerryさんはNGOで活動していたが、イベントの時には常に一緒に出演し、1年間仕事をデート代わりにして愛を育んできたそうだ。

しかもMerryさんはイベントで、夫のSantaさんが102歳の女性とダンスを踊ったり、6カ月の赤ちゃんと一緒に遊んだりする姿を見て、彼の心の暖かさが伝わったとしている。

彼女はABC Newsの取材に対し次のように語っている。

「イベントは1年のうち数週間だけ行われるものではありません。私たちにとっては1年を通して行われるものなのです。6月でも7月でも11月でも多くの人が私たちを見て、『メリークリスマス』と言ってくれるのです。私たちが人々に届けるのは笑顔なのです」

「この仕事は運命のようなもの」

また名前を変えるのは、サンタクロースの服装をしたり白いヒゲを伸ばしたりする以上に意味があるという。

実際、子供の中にはサンタ・クロースだと名乗ると、「じゃあ免許証を見せて」という子もいるが、今後2人はそれを堂々と見せられるそうだ。

またMerry さんは取材に対し「この仕事を通して、私たちはお金以上の価値があることに気づきました。この仕事をするのは私たちにとっては運命のようなものなのです」と語っている。

大好きな仕事のために名前を変えた2人。そこには少しでも人々を楽しませたい、という願いがこめられているのかもしれない。