駐北朝鮮のロシア大使が、北朝鮮に対する各国の独自制裁は国際法違反という内容の発言を行ったと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

北朝鮮駐在のロシア大使館の公式Facebookは3日、アレクサンドル・マチェゴラ大使が、北朝鮮の主要メディアと行なった会見の内容を掲載した。

この中で大使は「国連安保理だけが強制措置である制裁を行える」と述べた。これは、国連が主体となったものではなく、各国が独自で行っている対北朝鮮制裁は国際法に違反しているということを意味する。

RFAは「ロシアの外交官のこのような発言は、北朝鮮の5回目の核実験への対応を巡り、議論に進展がない中でなされたもので、注目される」「これは安保理の追加制裁とは別に独自制裁を検討中の韓国、米国、日本の姿勢と相反する」と解説した。

米国は今年9月、北朝鮮と違法な取引を行なった容疑を持たれている中国の鴻祥集団を制裁リストに登録し、韓国も同様の措置を検討中にあると伝えられている。また、日本は、北朝鮮労働者を雇用している第三国の企業を制裁対象とするなどの、追加の独自制裁案を検討中だ。