9日、韓国・中央日報は韓国の「消防の日」にちなみ、ソウルの救急や消防の現場で日々活躍する消防隊員らへのインタビューを報じた。写真はソウルの消防署。

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2016年11月9日、韓国・中央日報は韓国の「消防の日」にちなみ、ソウルの救急や消防の現場で日々活躍する消防隊員らへのインタビューを報じた。

消防隊員としてやりがいを覚えるのはどんな時かと聞かれた救急隊員のイム・ハンナさんは、「心停止の患者さんの処置を頑張って、その後元気に回復されたという話を伝え聞いた時」や、「本当にありがとう」というお礼の電話をもらった時にもっと頑張らなくてはと思うと語った。一方で、救急でもないのに119番通報をして救急車をタクシーのように使う人や、助けに行ったはずなのにたたいたり文句を言ったりする酔っ払いに会った時にはつらいという。

韓国でたびたび問題になる患者や通報者の「市民意識」については、イムさんは「市民意識が悪いというよりは、面食らうような通報が多い」とし、「うちの子が病気だ」との通報で駆け付けると「うちの子」が猫や犬だったこともかなりあったと語った。「犬の具合が悪いから動物病院に連れて行ってくれ」とか、「金魚の心肺蘇生」を頼まれたこともあったという。イムさんはこれについて、「当事者にとってはペットが家族同然だし、迫られてした行動だろう」としながらも、「119番は急を要する人を助け命を救うものという部分を理解して、もう少し慎重に通報をしてほしい」と市民の協力を呼び掛けた。

このインタビューに、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「消防士さんたち、本当にありがとう」
「ふざけたことをする人間は、子どもでも大人でも重い罰を科すべきだ。韓国は処罰を厳しくしない限り人間らしく生きられる国にならない」
「金魚に心肺蘇生とは本当にあきれた。口移しでやれってことか?」

「金魚に心臓マッサージしたら干物になっちゃいそう」
「金魚に人工呼吸とは…。魚が息をしてるかどうか、どうやって調べるんだ?」
「そこまで愛する金魚なら自分で心肺蘇生してやればいいのに、なぜ救急隊を呼ぶ?」

「公務員の中でも消防が一番苦労してると思う。給料をアップしてあげてほしい」
「自分の犬のことを『うちの子』という人たちは、自分が犬にでもなったつもりなのか?」
「通報する前に、その目的や方法についてもう一度考えるべきだ」(翻訳・編集/吉金)