9日、中国メディアは米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が「女性初」を目指した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を破ったことについて、「トランプ氏の予想外の勝利は2つの理由で説明できる」と題する記事を掲載した。

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2016年11月9日、中国メディア・新浪は米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が「女性初」を目指した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を破ったことについて、「トランプ氏の予想外の勝利は2つの理由で説明できる」と伝えた。

勝因の一つ目は、トランプ氏が政界の「部外者」だったことだ。有権者は政治家や組織の中にいる人間が、自らを「変革の使者」であることを強調し、「現状を守ってくれる」わけではないことを知っている。トランプ氏はそこを突き、選挙戦で「政治、経済、メディアも組織が握っている。奪還して人々に返す」と訴えた。また、プロの政治家が選挙戦で強調した約束を当選後に簡単に翻すことも知っている。有権者はトランプ氏こそ、そんな「現体制に汚染されていない」人間ととらえたのだ。

二つ目は、トランプ氏が「時勢が作った英雄」だったことだ。オバマ大統領は変革を訴えて当選した。しかし、米国経済は疲弊し、貧富の差は拡大。中流以下の人々の間に不満が広がっていた。そこへ現れたのがトランプ氏だった。しかし問題は、米国の民族主義の波に乗って当選したトランプ氏が、「部外者」として国に与えるショック療法を、人々が受け入れるかどうかだろう。(翻訳・編集/大宮)