9日、中国河北省保定市で6歳の男の子が深さ40メートルの枯れ井戸に落下するという事故の発生から72時間以上が経過する中、井戸の周囲には何の安全対策も取られていなかったことが分かった。

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2016年11月9日、中国河北省保定市で6歳の男の子が深さ40メートルの枯れ井戸に落下するという事故の発生から72時間以上が経過する中、井戸の周囲には何の安全対策も取られていなかったことが分かった。澎湃新聞が伝えた。

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畑に向かう父親について行った男の子が誤って井戸に落下するという事故は6日午前に起きた。厳しい寒さの中、現地では掘削機数十台が出動するなどして夜通しの救出活動が進められたが、生存率が大きく下がるとされる72時間が経過した後も男の子の姿は見つかっていない。

関係者らの話によると、井戸の直径は約30センチメートルで、作られてから十数年がたっている。放置されたのは約5年前。地面との段差はほとんどなく、上には薄い板と15センチ程度の土が盛られているだけで、大人でも井戸があることに気付くのは困難という。また、「井戸はむき出しだった」と証言する男の子の祖父は「周りに危険を知らせる看板も設置されていなかった」と説明、「村のすべての井戸も同じ状況」と話している。(翻訳・編集/野谷)