高萩洋次郎、Kリーグの優勝セレモニーで広島のユニを掲げていた!
FCソウルの逆転優勝で幕を閉じた、2016年シーズンのKリーグ・クラシック。
審判の買収問題が発覚したことで首位を走っていた全北現代モータースが勝ち点剥奪の制裁を受け、2位以下のチームと勝ち点差が縮まった。
そして迎えた最終節、2位につけていたFCソウルが全北現代に1-0で勝利し、劇的な展開で6度目となる韓国王者に輝いたのだ。
そんなFCソウルに所属する日本人選手といえば、高萩洋次郎だ。
高萩は昨年6月にFCソウルへと移籍。今季は32試合に出場するなどチームの主力として活躍し、FCソウルでは昨年のFAカップ以来2つ目となるタイトルを獲得した。
高萩はこの日の全北現代戦でも先発フル出場を果たし、ピッチの上で歓喜のホイッスルを耳にした。
その後スタジアムでは優勝セレモニーが行われ、選手たちは喜びを爆発させていたのだが、高萩はこんなパフォーマンスをしていたようだ。
こちらは、ゴール裏でサポーターとともに優勝を祝うFCソウルの選手たち。
画面中央下の方にご注目…
なんと、高萩はサンフレッチェ広島のユニフォームを手にしていたのだ!
高萩は広島のアカデミーで育ち、広島でプロデビューを飾った。2006年には愛媛FCでプレーしたものの、日本でのほとんどの時間を広島で過ごしており、2012年からのJリーグ連覇にも貢献している。
日本を離れて間もなく2年の月日が経とうとしているが、やはり高萩の心は今でも広島にあるようだ。
この日のゴール裏には高萩のゲーフラを持つファンの姿もあり、もしかしたらそのサポーターから差し出されたユニフォームかもしれない。
ちなみに、FCソウルでの高萩のチャントはこんな感じ。サポーターからも愛されているようだ。