ノー体重計ダイエットを実践している菜々緒さん(2016年3月撮影)

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「あ〜あ、昨日の女子会で甘い物我慢したのに、なぜ0.2キロも太るわけ!」。毎日体重計に乗り一喜一憂しているアナタ。いっそ、体重計に乗るのをやめてはいかが?

最近、人気モデルの高垣麗子さん(37)と菜々緒さん(28)が相次いで「体重計は捨てた」「家に体重計はない」と発言、アラサー世代の女性の共感を集めている。彼女たちのダイエット方法とはどんなものなのか。

高垣麗子「さよならと言って、体重計を捨てた」

高垣さんは、女性誌「AneCan」の専属モデルを2016年4月まで8年間務め、30代女性にカリスマ的人気がある。オリコンが運営する美容サイト「ORICON STYLE eltha」16年9月20日掲載のインタビュー記事「ボディケア哲学&細見せコーデ」の中で、体重計にまつわるエピソードを明かした。

記事によると、モデルをはじめた10代の頃は毎日体重計に乗り、カロリーを細かく計算、ダイエット方法をいくつも試した。しかし、無理な体重管理がたたって「20代半ば頃にとても疲れてしまった」といい、「健康」をベースに美しさを考えるようになった。体重やカロリーの細かい管理はやめ、栄養について学び、食事に気を配るようになった。すると、免疫力や代謝が上がり、数字にも振り回されなくなり、気持ちが楽になった。そして、ついに――。

高垣麗子さん「『さよなら、体重計』といって、思い切って、こないだ体重計を捨てちゃいました」

高垣さんのブログを見ると、16年5月4日にはすでに「体重計を持っていない」と明かした。また、この日は「お昼とおやつと夜ごはんはしっかりいただくけど、朝を軽くすると私は調子が良いみたいなので、無理せずバランス良く気をつけていきたいと思っています」と自分に合った食生活のリズムを見つけている。

これに限らず、ブログでは食事の話題が非常に多い。16年10〜11月を見ても、宅配で毎週注文する数々の有機野菜や、自然農法で作った野菜・穀類だけを使うマクロビオティック弁当など健康を意識した食べ物が目立つ。それだけではない。カレーライスにチーズ入りとんかつ、誘惑に負けて買ってしまったというアメリカンドッグと、高カロリーの食べ物も頻繁に登場する。

16年1月6日には、「(食欲がある時に)食べないという選択肢は無いので、食べたい時は量を調整して美味しくいただく」「食べても太りにくい体(もしくは太っても戻りやすい体)が理想です」と、食へのスタンスを明かしている。

健康な食事と正しい「姿勢」がコツ

高垣さんにとって、健康的な食事以外の体型維持の秘訣は「姿勢」にありそうだ。ブログでは「少しくらい体重が増えてもお腹に意識を持っていき、胸を開く。姿勢が正しいだけですっきりとしたラインを保つことができるから」と語っている。前出のオリコンのインタビューでも「整体で正しい姿勢を教わる」「壁に背中をくっつけ、体にまっすぐの姿勢をインプットさせる」と実践している方法を紹介している。

こうした高垣さんの「ノー体重計ダイエット」に30代女性たちが共感している。若いママさん向けのサイト「パピマミ」は、16年11月4日付掲載の「高垣麗子さんに学ぶ!体重計を捨てるとダイエットが成功しやすいワケ」の中で、女性たちの声を紹介している。

「体重計を記録するダイエットに挑戦していた時、毎朝体重計に乗ることが嫌で仕方なかった。ちゃんとやっているのに太っている時もあって......。モチベーションがなくなり最後はドカ食いに走っていた」(30代・パート)
「30すぎてやせすぎているとむしろ貧相。やはりほどよく肉もついたメリハリボディの方が憧れ」(30代・美容師)
「ダイエットのストレスに加え、よけいにストレスが増える。ずーっとやせ続けるなんて無理。体重計を見るからこそいつも続かないのだ」(20代・派遣社員)

菜々緒「整体とゆる加圧トレを定期的に」

「ノー体重計」生活は、モデルで女優の菜々緒さんも、15年1月15日にツイッターでの「体重増えた?」というユーザーからの質問に、こう明かしている。

菜々緒さん「実家で計って、家に体重計ないの。体重に興味ないので」

また、「ダイエットや美容で何かやっていることは?」との質問には、

菜々緒さん「ダイエットしたことないです。整体と、ゆる圧加圧トレーニングは定期的にしていますよ。あとは今年、シャワーだけでなく湯船になるべく浸かるようにします」

と、高垣さんと同じ整体を挙げている。そんな菜々緒さんは15年1月2日、身長172センチで体重46キロだとツイッター上で明かしていた。

美しいスタイル維持のために体重計に乗ることをやめるのは、「横浜港南台ダイエット専門サロン」の公式ブログでも、15年11月21日付の「体重計に乗らないダイエット」でこう勧めている(要約抜粋)。

「体重計の数字に一喜一憂していると、人によっては非常なストレスになり、ストレスによって生じるホルモンが体重減少を妨げます。また、水分量や胃の中の食物でも体重は増減するので、体重計の数字は目安でしかありません。体重が変わらなくても、体脂肪の燃焼やむくみの解消で、きれいな体型になります」

ただし、「現実を目の当たりにしないとスイッチが入らないタイプ」の人は、油断しないように毎日体重を測定するよう勧めている。