チェロ奏者の張正傑さん(左)とソプラノの蒋啓真さん=弦外之音室内楽集提供

写真拡大 (全2枚)

(台北 9日 中央社)日本統治時代に建設された台北市の中山堂は今年で80周年を迎える。これに合わせ、かつて舞踏会が開かれていた大宴会場「光復庁」は修繕工事やシャンデリアの清浄が行われ、ヨーロッパの舞踏会場のように美しくなった。12、13日には、同所で舞踏会が開かれる。

中山堂は1936年、台北公会堂として建設され、1945年に現在の名称に改称された。1992年には国家二級古跡に登録されている。西洋文化と社交ダンスが台湾に入ってきたばかりの時代から、光復庁にはタンゴやワルツなどの音楽が響いていたという。

中山堂に思い入れがあり、ヨーロッパの舞踏会文化をよく知るチェロ奏者の張正傑さんは、いつか舞踏会の雰囲気を台湾の人々に伝えたいと考えており、光復庁のかつての光景を再現することを中山堂に提案。同館からの賛同を得て、舞踏会開催が決まった。

舞踏会には競技ダンスのプロダンサーが参加し、美しい踊りを披露する。

(鄭景ブン、陳渝涵/編集:名切千絵)